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秋にも第3次国共合作がなる

中台統一が先か、中共政権の崩壊が先か

2014年2月19日(水)

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 中国と台湾の中台関係を主管する官庁のトップが2月11日、1949年の中台分断後 初めて公式に会談した。政治対話はしなかった 。習近平国家主席と馬英九総統の首脳会談についても話はしていない。公式にはこういうことになっている。

 だが、澁谷司・拓殖大学華僑研究センター長は「中国と台湾は政治的統一に向けて確実に歩んでいる」と分析する。

中国国務院台湾事務弁公室の張志軍主任と台湾大陸委員会の王郁琦主任委員が2月11日に会談しました。中国と台湾それぞれの狙いは何だったのでしょう。

澁谷:中国の狙いは言うまでもなく台湾との統一です。中国と台湾は「経済」「文化」「政治」と易しい順で統一を進めてきています。経済的統一は、中台間の自由貿易協定である「両岸経済協力枠組協議」(ECFA)を締結することで実現。2013年にはサービス貿易協定 も結んでいます。文化の統一は、中国で使っている簡略化した漢字「簡体字」を台湾でも使用することで実現します。既に一部で実現しています。そして、今回の会談によって、いよいよ政治的統一への扉を開いたわけです。

 台湾側の狙いも統一です。

中台統一を望むのは中国人の性

え、そうなのですか。ある調査によると台湾人の90%近くが「現状維持」もしくは「台湾独立」を望んでいるそうです。

澁谷司(しぶや・つかさ)
拓殖大学海外事情研究所附属華僑研究センター長。
1953年東京生まれ。東京外国語大学中国語学科卒。東京外国語大学大学院「地域研究」研究科修了。2004~05年にかけて、台湾・明道管理学院(現、明道大学)で教鞭をとる。著書に『中国高官が祖国を捨てる日』(経済界)、『戦略を持たない日本』(経済界)などがある。

澁谷:台湾には3つの政治勢力があります。1つは馬総統をはじめとする、国民党の中の外省人グループ。外省人というのは蒋介石と共に台湾に渡って来た中国人です。第2は、国民党の中の本省人グループ。本省人はいわゆる台湾人です。ずっと以前に中国から台湾に渡った人々です。国民党というのは実は一枚岩ではありません。3つめは民進党です。

 第1の国民党・外省人グループは中国との統一を目論んでいます。そもそも中国人なので、彼らにとって「1つの中国」は当たり前のことなのです。

台湾は中国と統一することでどのようなメリットが得られるのでしょう。

澁谷:何一つないのではないでしょうか。政治的には、再び外来政権、すなわち台湾人ではない政権に統治されることになります。これまで保障されていた政治的自由が抑圧される可能性が高いでしょう。香港の動向を見ていると、その傾向が見て取れます。

 経済的にはECFAによって既にメリットを享受しています。中国経済は今後、これまでのような成長を見込むことはできません。したがって統一によるメリットは見いだせません。

コメント7件コメント/レビュー

他国人に対してよくここまで失礼極まりない表現を選択できるものである。過去の主張等を読むに理由がある選択のようだが、自国民しかいない場所で自国相手に言う場合以外には決して言ってはならない表現というものを把握することを勧めたい。「筆者の言葉遣いが日本人が台湾人を見る時の標準的な蔑視度合いを表している」などと、たとえば中国人あたりに宣伝されては大変迷惑である。筆者は、他国の未来を心配する前に、今現在の自分の品性をもう少し憂慮したほうがいい。(三諸)(2014/02/19)

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「秋にも第3次国共合作がなる」の著者

森 永輔

森 永輔(もり・えいすけ)

日経ビジネス副編集長

早稲田大学を卒業し、日経BP社に入社。コンピュータ雑誌で記者を務める。2008年から米国に留学し安全保障を学ぶ。国際政策の修士。帰国後、日経ビジネス副編集長。外交と安全保障の分野をカバー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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他国人に対してよくここまで失礼極まりない表現を選択できるものである。過去の主張等を読むに理由がある選択のようだが、自国民しかいない場所で自国相手に言う場合以外には決して言ってはならない表現というものを把握することを勧めたい。「筆者の言葉遣いが日本人が台湾人を見る時の標準的な蔑視度合いを表している」などと、たとえば中国人あたりに宣伝されては大変迷惑である。筆者は、他国の未来を心配する前に、今現在の自分の品性をもう少し憂慮したほうがいい。(三諸)(2014/02/19)

【台湾固有の領土である金門島も中国人民解放軍が占拠して】中国と台湾で共同管理するのでしょうか?筆者に考えには、納得できません。(2014/02/19)

靖国をめぐる米国の対中事なかれ主義は、実は既に前の台湾の総統選挙に始まっていたんですな。それにしても、米国の外交は日本以外も選挙功労者を大使に送り込んで相手国の失望を招いている模様、内政も外交ももはやかつての輝きを失っているのは寂しい限りです。台湾も香港以上の辛酸が待ち受けているかもしれないのに、呑気なものです。 (2014/02/19)

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