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バブル入社組を社内失業から救えるか

「知命塾」を立ち上げた野田稔氏、伊藤真氏に聞く

2014年2月27日(木)

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社会人材学舎の代表理事、伊藤真氏(左)と野田稔氏は「ジャイアン」「ドラえもん」と互いにニックネームで呼び合う仲(写真:鈴木愛子)

 バブル期に大量採用された社員が、役職定年などで第一線から退く時期があと数年以内にやってくる。バブル入社組はその後、どのように働き、何に生きがいを見つけていけばよいのか。本人にとっても、抱える企業にとっても大きな問題だ。

 一般社団法人の社会人材学舎は、40~50代の大企業のマネジメント経験者を「終身雇用に頼らない自立した社員」に育成するための「知命塾」を4月から立ち上げる。「企業から人材を“排出”するのはなく“輩出”する」と意気込む2人の代表理事、野田稔氏(明治大学大学院教授)と伊藤真氏(弁護士、伊藤塾塾長)に、知命塾設立の狙いを聞いた。

(聞き手は田中太郎)

社会人材学舎は、40~50代のマネジメント層を対象にした「知命塾」を4月からスタートさせます。1月に開かれた「社会人材学舎設立記念セミナー」に参加させていただき、「企業から人材を“排出”するのはなく“輩出”する」というコンセプトに、バブル入社世代としてとても関心を持ちました。まず、知命塾とは何なのかを分かりやすく一言で説明していただけますか。

野田:世の中には能力を十二分に発揮できてない人、能力があるのに発揮できてない人がいっぱいいます。それは社会的損失であると同時に、本人にとってはとても寂しいことだと思います。その最たる例が、役職定年を強いられたというか、迎えた人たち。年齢という軸で評価され、能力が落ちたわけでもないのに重要な役職から外れなければならないのは、本当に寂しいし、悲しいし、もったいないなと思うんですね。その方たちにもう1回、社会で役に立っていただく、社会で能力を発揮していただく場を提供する。能力を身に付けて、はっきする場を提供するのが、この知命塾だと思っています。

伊藤:これまで企業の中で活躍されてきたみなさんが、それぞれの自分の持ち味、個性を生かして、新たな自分の幸せをつくり、新しい人生を自らの力で切り開いていく。そういう能力を鍛えたり、チャンスを得たりする場かなと思っています。あえて一言で言えば、さらに自分らしく生きるための塾ということでしょうかね。

「知命」という言葉は、孔子から取っているんですね。

野田:そうです。『論語』の「為政」に「五十にして天命を知る」というのがあるんです。天命というのは大げさかもしれませんが、何をすれば社会にも自分にも一番いいのか。これだけ世の中が難しくなってくると、20歳や30歳では分からないと思うんですよ。むしろ50歳ぐらいになって、人生経験も積んで、脂っ気もちょっと抜けて素になったとき、自分らしくって何だろう、自分ができることって何だろうと考えるのは、ベストタイミングじゃないかと思うんです。

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「バブル入社組を社内失業から救えるか」の著者

田中 太郎

田中 太郎(たなか・たろう)

日経エコロジー編集長

1990年早稲田大学卒業、日経BP社入社。「日経レストラン」「日経オフィス」「日経ビジネス」「日経ビジネスアソシエ」「日経エコロジー」「ECO JAPAN」などを経て2014年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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手嶋 龍一 作家・ジャーナリスト