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インド・タタに買収されて英国流の職人魂が復活

絶好調ジャガー・ランドローバー、販売担当役員に聞く

2014年3月24日(月)

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 英高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーが好調だ。昨年の売上高は前年比19%増、日本での販売は同56%も増えた。2008年のインド・タタ自動車による買収後、英国流の職人技を武器にドイツ勢を追う。販売担当役員のアンディー・ゴス氏に聞いた。(聞き手は大竹 剛)

アンディー・ゴス(あんでぃー・ごす)
ジャガー・ランドローバーのグローバル・セールス・オペレーション担当役員。2013年10月から現職。それ以前は北米子会社社長。ポルシェやトヨタ自動車などでキャリアを積んできた。

高級車「ジャガー」とSUV(多目的スポーツ車)「ランドローバー」の売れ行きが世界的に好調ですね。

ゴス:2013年はとても力強い年でした。ジャガー・ランドローバー(JLR)のグローバルの売り上げは前年比で19%伸び、過去最高の42万5000台の販売を記録しました。特にジャガーは前年比42%も伸びて、2005年以来、最も良い年になりました。

 好業績の理由は、ジャガーもランドローバーも、製品開発が成功しているからです。プレミアムカー・ブランドとしては、世界的にはBMW、アウディ、メルセデス・ベンツというドイツの3強と、一部の市場ではトヨタ自動車のレクサスという手強いライバルがいます。それでも、JLRはもう1つのプレミアム・ブランドとして、多くの市場で着実に支持を集めています。

 例えば、昨年、最も高い成長率を記録したのは、1位が韓国で2位が日本でした。日本の販売台数はランドローバーの小型SUV(多目的スポーツ車)「イヴォーク」などが牽引し、実に前年比で約6割も増えました。

 今後の見通しについては、社内的には野心的な目標を立てています。具体的な数字は公表しないことにしており、私たちは今もドイツのブランドと比べるととても謙虚ですが、ジャガーもランドローバーも、今後さらに大きく伸びると確信しています。

中国、ブラジル、インドに工場、現地のニーズ取り込む

ドイツのプレミアム・ブランドも含め、今後の成長のカギは世界最大の自動車市場である中国にあります。JLRは中国市場の開拓にどのように取り組んでいますか。

ゴス:まず、JLRは英国の自動車メーカーですが、現在、生産台数の約8割は輸出しています。つまり、自ずと主な市場は英国内ではなく海外であり、しかも、今後の成長機会は、販売台数を確実に拡大できる可能性がある新興市場にあると認識しています。

 その中で、例えば中国では、奇瑞汽車と合弁会社を設立しています。この合弁会社で中国市場向けのクルマを開発し、今年末から生産を始める予定です。この工場の生産能力は年13万台になります。合弁を通じて、中国の消費者ニーズをより深く理解できるようになると期待しています。中国の消費者が求めるクルマを作ることができなければ、合弁会社を作る意味がありません。

 2月末にブラジルに行っていたのですが、ブラジルにも工場を作り、2016年から生産を始めます。インドにも工場があります。私たちは、世界で生産拠点を拡大し、消費地に近いところでクルマを作ることで、現地のニーズを開発に取り込んでいく計画です。

コメント1件コメント/レビュー

まさに日本メーカーの欠けてる所を指摘しています。”明確な目的意識”です。バッジエンジニアリングが透けて見え、丈夫で壊れないダサイ製品では”駄目”ということです。(2014/03/24)

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「インド・タタに買収されて英国流の職人魂が復活」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

まさに日本メーカーの欠けてる所を指摘しています。”明確な目的意識”です。バッジエンジニアリングが透けて見え、丈夫で壊れないダサイ製品では”駄目”ということです。(2014/03/24)

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