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日本人はもう、間違った自己批判をやめよう

2020年東京五輪招致委員会コンサルタント ニック・バーリー氏に聞く

2014年4月10日(木)

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東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会コンサルタントとして、五輪招致に大きな役割を果たしたニック・バーリー氏。近著『世界を動かすプレゼン力』(NHK出版)では、日本で経験した異文化体験も披露する。オリンピック開催までに、日本人は自己批判をやめてもっと自信を持ち、自分たちの長所をアピールするスキルを磨くべきだと説くバーリー氏に、さらに詳しく話を聞いた。(聞き手は広野彩子)

近著『世界を動かすプレゼン力』で、「日本人は会議が多すぎる」と指摘していました。

 事前打ち合わせ、会議、本会議、拡大会議ととにかく会議が多すぎるのは、もう少し合理化できるのではないかと思います。

 ただし、資料の内容など、細部にわたる準備のきめ細かさは目を見張るものがありました。日本人は実に仕事熱心で、常に細部まで神経が行き届いているのが長所ですね。ホテルなどでもきめ細かな対応が素晴らしい、と来日するたびに感じています。

招致活動の最中、日本人と英国人は似ている、と感じたそうですね。

 日本と英国は感覚として良く似ていると思います。「小さな島国」だからというのもあるのでしょうね。仕事熱心なところもそうですね。英国人は日本人には負けますけれども、他の欧州の国々と比べれば、はるかに勤勉ですから。また形式主義のところなどが、60~70年前の英国人に似ていると言っていた人がいましたが、本当にそうかもしれませんね。

水は「もう半分しかない」ではなく、「まだ半分もある」

ニック・バーリー(Nick Varley)氏
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会戦略コンサルタント
英ロンドンを拠点とする国際スポーツ・コンサルタント企業の創業パートナー兼CEO(最高経営責任者)。ジャーナリストとしてキャリアをスタート、英ガーディアン紙のスポーツ特派員も務めた。
(写真:陶山勉)

英国人として、日本人と仕事して感じた欠点はどんなものでしたか。

 欠点というより、行動パターンのようなもので気になる点はありました。日本人が変えるべきは、完璧主義で自己批判が厳しすぎるところですね。長所をアピールすることが苦手です。オリンピック招致の投票の時も、「満点に1票不足している」とばかり報道されたが、9票も取った、という視点で見てほしかったなぁと思います。

 「水がもう半分しかない」と見るのではなく、「水がまだ半分もある」と見られるように、発想を変えるべきでしょう。日本人は、もう少し肩の力を抜いてもいいと思います。

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「日本人はもう、間違った自己批判をやめよう」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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