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鮮魚流通はもっと美しくなる

八面六臂・松田雅也社長に聞く

2014年4月14日(月)

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全国各地の鮮魚を、ITを駆使して飲食店に販売するベンチャー企業「八面六臂」が目指すのは「鮮魚流通のアマゾン」。独自アプリを開発して産地と飲食店との間の流通コストを削減、売り手都合だった鮮魚流通を買い手都合に変えて、契約飲食店を急速に増やしている。しかし「鮮魚改革は序章」。松田雅也社長が描く「その次の形」を聞いた。

(聞き手は坂巻正伸)

八面六臂とは、どんな会社ですか。

松田:全国各地で獲れた鮮魚を、独自のITと物流のシステムを使って飲食店に販売・納品しています。アマゾン・ドット・コムの鮮魚版のようなサービスを標榜しています。

鮮魚流通のアマゾンに

「鮮魚流通を、ITと物流を駆使して変革する。そうして作ったプラットフォームが食品流通の変革につながる」。八面六臂の松田雅也社長は「鮮魚の次」を見据える。(写真:鈴木愛子、以下同)

これまでの鮮魚流通との違いは?

松田:従来の鮮魚の発注は、その多くがファクスや電話で行われていました。扱える品数は自ずと限られ、情報の更新も円滑には行かなかった。対して弊社は「八面六臂アプリ」という鮮魚取引専用のシステムを開発してそれをiPadに組み込み、契約飲食店に無償貸与しています。これにより、数千種類の食材を適宜、情報更新しながら提供できる。契約した飲食店が翌日必要な商品をアプリ上で選ぶと、我々が契約先の漁師や市場から商品を調達して届けます。2011年にサービスの提供を始め、現在500店以上の飲食店と契約しており、2014年中には1000店突破を見込んでいます。

八面六臂アプリを開発、顧客にiPadを無償貸与し、受注の効率化を進める。

情報化が遅れた業態にITを持ち込んだわけですね。

松田:魚を生で食べられる状態で全国から集荷・取引する鮮魚市場の仕組みは既にあって、これは優れたシステムです。そもそも、かつては魚が生食可能な状態で届くことがすごかった。そんな中では「今日は時化で魚が獲れなかった」と言えば「それじゃ仕方ないね」となる。「たくさん獲れなかったから高くなる」のも仕方がないとされてきた。つまり、売り手都合で取引が成り立っていました。しかし、商売の基本は買い手都合。それに対応できていない業態だったわけです。そして鮮魚流通は、漁師から産地市場、築地市場、卸業者を経て飲食店に届くまでの工程が長く、無駄なコストがかさんでいた。そこをITによって効率化できれば、大きなビジネスチャンスがあると考えました。

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「鮮魚流通はもっと美しくなる」の著者

坂巻 正伸

坂巻 正伸(さかまき・まさのぶ)

日経ビジネス副編集長

1991年、日経BP社入社。サービス分野専門誌での記者活動の後、「日経PC21」「日経トレンディ」副編集長、媒体開発、「日経ビジネスアソシエ」編集長を経て現職。「日経ビジネスオンライン」の編集を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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