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革新を起こしたい大企業にありがちな5つの誤解

デザインコンサルティング会社「frog」元幹部ヤン・チップチェイス氏に聞く

2014年5月8日(木)

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 戦略コンサルティング会社とは違ったアプローチで、企業のビジネスモデルに気づきを与えているデザインコンサルティング会社「frog」。そのグローバル市場調査分析部門でエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務めたヤン・チップチェイス氏が『サイレント・ニーズ――ありふれた日常に潜む巨大なビジネスチャンスを探る』(英治出版)を出版し、イノベーションの要諦である「ニーズ観察」について説いた。人の行動観察に全精力を注ぐチップチェイス氏に、イノベーションを起こしたい企業にありがちな誤解などについて聞いた。

(聞き手は広野 彩子)

企業のデザインコンサルティングにかかわってこられたということですが、具体的にはどのようなお仕事ですか。

チップチェイス:1年に120案件程度のプロジェクトに携わっています。大規模なリサーチも含みます。大きなプロジェクトになると3か月以上かかる場合もある。実は研究休暇を取った後独立しまして、直近までミャンマーでのプロジェクトに携わっていたんですよ。

ヤン・チップチェイス(Jan Chipchase)
デザインコンサルティング会社「frog」Global Insightsの元エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター
Global Insightsはfrogのグローバル市場調査分析部門。フィンランド・ノキアの主席科学研究員を経て現職。これまで日本、中国、アフガニスタン、ウガンダ、ブラジルなど世界50カ国以上でリサーチしてきた。2011年、ファスト・カンパニー誌の「ビジネス界で最もクリエイティブな100人」に選ばれる。日本に10年間滞在した経験を持ち、日本人の妻と米国に住んでいる。(写真:稲垣純也、以下同)

ミャンマーですか。確かに、著書『サイレント・ニーズ――ありふれた日常に潜む巨大なビジネスチャンスを探る』(英治出版)でも、新興国でのニーズ深耕にページを割いていました。

チップチェイス:ミャンマーのプロジェクトは、新しいマネーサービスにかかわるものです。とはいえ、日本や韓国、米国で携わっている事業内容と良く似ています。本では新興国についてたくさん書きましたが、仕事では富裕層向けのデザイン、例えば高級自動車などのデザインにも数多くかかわっています。

 自動車メーカーが中国市場で、中国人ユーザー向けに車をデザインします。もし高級車をデザインしようとした時、所有者向けにデザインしますか、それともドライバー向けにデザインしますか? こんなことを敢えて言うのは、高級車を所有できるほど裕福だと、ドライバーを雇えるという条件が加わるからです。つまり、そこにはデザインすべき、全く違う「顧客経験」があるわけです。

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「革新を起こしたい大企業にありがちな5つの誤解」の著者

広野 彩子

広野 彩子(ひろの・あやこ)

日本経済新聞社NAR編集部次長

朝日新聞記者を経て日経ビジネス記者、2013年から日経ビジネス副編集長。日経ビジネスオンラインでコラムの執筆・編集を担当。入山章栄氏の著作『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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