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スマホを使って“ライブ感”のある双方向講義を実現

“今どきの学生”の意見を引き出すスマホ講義

2014年4月30日(水)

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東海大学文学部の「広報・広告論」の講義風景。講義しているのが広報メディア学科の小泉眞人教授

 東海大学文学部広報メディア学科の小泉眞人教授が、スマホを使った双方向型の講義を昨年11月から始めている。学生は、講義中にスマホでアンケートに答えたり、質問、意見などをリアルタイムに発信したりでき、それを講義を聴く全員が共有できる。

 実際に、東海大学の講義で利用し始めたところ、15~20分程度で途切れがちだった学生の集中力が倍近くに伸びたという。さらに、さまざまな意見が飛び交ったり、講義後の質問が増えたりするなど効果も見られた。スマホを使ったアンケートの回答や、コメントなどは、個人が特定できないようにしており、学生は周りを気にせず自由に回答しているという。

 講義中には「携帯電話やスマホは使わず授業に集中すべし」という考えの教員も多い中、なぜスマホを使った講義に取り組んだのか。小泉教授に話を聞いた。

(聞き手は小野口 哲)

どうして、スマホを使った参加型の講義を始められたのですか。

小泉 眞人(こいずみ・まさと)
東海大学文学部広報メディア学科教授。1988年早稲田大学商学部卒業。同大学大学院商学研究科を経て、93年東海大学文学部専任講師、1998年同助教授、2006年同教授。1998年より早稲田大学ビジネススクールにて非常勤講師。(写真:菊池くらげ、以下同)

小泉:講義する側がただ情報を一方的に出しているだけ、ただ吐き出しているだけでは、聞く学生も面白くないですし、やっている教員もつまらないとかねがね思っていたのです。音楽の「ライブ」は、「お互い楽しもうぜ」という、双方向性がありますよね。そのライブ感というのがすごく大事なんじゃないかと、以前から思っていました。

 新人から10年ぐらいまでは、講義ノートがないと心配で心配で講義に出られませんでした。しかし、10年くらい経つと、講義ノートがなくても、頭の中で何となく今日はこんな風に話せばいいかな、という感じで講義できるようになってきます。こうしてだんだん慣れてくると“ライブ感”というのが出てきます。

 学生の反応を見ながら、ここ受けたからもうちょっと話そうかなとか、ここつまらなそうだったら、もうちょっとこうしようかとか、試すようになったわけです。学生も、最初はぽかんとしていたりするのですが、だんだんとそういう投げ掛けに慣れてきます。

 そういったライブを実現したいというのがベースにあります。そんな時に「Mentimeter」というスマホなどを使って双方向で講義できる仕組みを見る機会があって、IT技術を活用すればもっとよくできる、と思ったわけです。そして、昨年11月から「イマキク」という仕組みを使って講義を始めました。

※「イマキク」は、天問堂というベンチャー企業が開発したウェブサービス。スマホ、タブレットなどを使った双方向型の講義を手軽に実現できる。データのダウンロードなど一部機能以外は無料で利用できる

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「スマホを使って“ライブ感”のある双方向講義を実現」の著者

小野口 哲

小野口 哲(おのぐち・あきら)

日経ビジネスアソシエ副編集長

日経バイト、日経モバイル、日経パソコン、日経コンピュータ、日経PC21、日経ビジネスなど日経BP社の雑誌を渡り歩き、2015年4月から現職。趣味・生きがいは“食べること”。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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