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あのモルトウイスキー、造ったのは中世の教会関係者だった

  • 森田 聡子

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2014年5月9日(金)

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モルトファンならば、「ハイランドパーク」の名前を知らない人はいないだろう。小さな蒸留所ながら、優しいスモークとフルーティーな味わいで初心者からコアファンまで幅広い層に浸透。2年前に日本国内での正規代理店がレミー コアントロー ジャパンになってからは、折からのウイスキーブームもあって2桁の伸びを示している。「ハイランドパーク」が展開する販売戦略の1つが“物語(ストーリー・テリング)”だ。それは「ハイランドパーク」のルーツだったり、新商品に関わるストーリーだったり。来日した同社グローバル・ブランド・アドヴォケイト、ダリル・ハルデイン氏に「ハイランドパーク」の物語を聞いた。

(聞き手は森田 聡子)

「ハイランドパーク」の「ハイランド」は?

ハルデインさんの「グローバル・ブランド・アドヴォケイト」という肩書きは日本ではあまり聞き慣れないものですが、どのようなお仕事をなさっているんですか。

ハルデイン:「ハイランドパーク」のブランド教育や広報宣伝業務が私の仕事の半分くらいですね。残り半分がブランドマネジャー的な役割で、プロジェクトを開発したり、新しい商品の開発をしたりしています。

「ハイランドパーク」の「ハイランド」はスコットランドのハイランド地方のことだとばかり思っていました。違うのですね。

ハルデイン:違います。「ハイランドパーク」の蒸留所は、スコットランドの最北端、オークニー諸島のメインランド島にあります。オークニー諸島って知っていますか。

新石器時代の遺跡中心地が、1999年にユネスコの世界遺産に指定されていることくらいは。

ハイランドパークグローバル・ブランド・アドヴォケイト
ダリル・ハルデイン
1984年英スコットランド生まれ。バーテンダー、英酒造メーカー・ディアジオのブランド・アンバサダーなどを経て、2012年にハイランドパークに入社。同社における初のグローバル・ブランド・アドヴォケイトとして、世界各国で「ハイランドパーク」のルーツや楽しみ方を広める役割を担っている。

ハルデイン:オークニー諸島は70の島から構成され、うち17が有人島で、行政府はメインランド島のカークウォールに置かれています。人口は1万9245人。主な産業は農業のほか石油、風力資源、海洋資源などです。

 世界遺産のスカラ・ブレイ遺跡群は、欧州で最初に人類が居住していた地域。ほかにも、12世紀のセント・マグナス大聖堂など歴史的建造物が多いのです。紀元前2500年から2000年頃に建てられたという謎のストーンサークル(リング・オブ・ブロッガー)もあるんですよ。

 ただ、北緯59度ですから気候は寒冷です。島の西側に暖流と寒流が激しく衝突する場所があり、そこから起こる強風が吹き荒れているので、島では背の高い樹木が一切育ちません。

 こういう環境が、「ハイランドパーク」に少なからぬ影響を与えているんです。

だからほかのスコットランドの蒸留所で醸されたモルトウイスキーとは違う、というわけですね。

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