• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

起業の成功確率が高いのは若者

1人ではなくチームで骨太のビジネスを考えてほしい

2014年5月12日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

起業チャレンジの概要を教えていただけますか。

羽物:起業チャレンジは、ビジネスプランコンテストです。コンテストの入賞者には、起業資金として最大で300万円を提供します。また、スカイライトが15%ほどの株主となり継続的にその後も支援します。応募条件は2人以上6人以下のチームであること、そして代表者が30歳未満であることなどです。

 最大の特徴は、単にアイデアが良いだけで賞金を出すのではなく、実際に会社を立ち上げて苦しむところまで真剣にやってもらい、そこまでをサポートしていくという仕組みにしていることです。賞金は実際に起業するまでは提供しません。

 コンテストの流れですが、まずは書類選考を行い、それに通過したチームに対してインタビューを行います。ここで4~5チームに絞り込みます。

コンサルとのミーティングでプランにする

 これらのチームに対しては、弊社のコンサルタントが参加してブラッシュアップミーティングを行います。週に1回ぐらいの頻度で1カ月半ぐらいこのミーティングを開催します。応募してもらったプランは、アイデアは素晴らしくても実際にはプランとなっていないことが多いのです。どこに市場があるのか、どういうユーザーがいるのか、そのユーザーがどれぐらいお金を出すのか、彼らにどのようにリーチしていくのか、自分たちのサービスや製品をどう作っていくのか、といったことがしっかりとしていないのです。これに気づいてもらうためにブラッシュアップミーティングを開催する。そうすると、ビジネスの形がどんどん固まっていくんです。

 この後、最終選考会でプレゼンを行ってもらいます。その選考会によって起業資金を提供するチームを選ぶのです。

これまで7回開催されたということですが、起業チャレンジを経て設立された企業は何社になるのですか。

羽物:1回で受賞企業を何社までと決めているわけではないのですが、第6回の1チーム以外は2チームずつ選んでいます。これまでで合計13チームを受賞者として選びましたが、そのうち1チームは起業まで至らなかったので、これまで12チームが起業したことになります。

 中でも、一番大きくなっているのは、第2回に受賞して起業したエニドアです。彼らは「コニャック」という翻訳サービスを行っています。非常に苦しみながら立ち上げたのですが、その後にほかのVCからも資金提供を受けるなどして、順調に成長しています。

受賞チームのほとんどが起業しているのですね。起業家にとっては、環境が良くなっているのでしょうか。

羽物:そうですね。例えば、2000年ぐらいだとネット系で起業をしようとすると、独自でサーバーを買ってデータベースをインストールして、それだけで何百万円も掛かってしまいました。その点、今であればレンタルサーバーをビジネスの規模に合わせて借りられますし、フリーのデータベースもある。だからアイデアだけあって技術があれば、大きなお金がなくても基盤が築けてしまうのです。

「キーパーソンに聞く」のバックナンバー

一覧

「起業の成功確率が高いのは若者」の著者

木村 知史

木村 知史(きむら・ともふみ)

日経ビジネスDigital編集長

日経メカニカル、日経ものづくり編集などを経て、2014年4月から日経ビジネスDigital編集長。アプリ開発やサイト運営をメインの業務とする一方で、製造業関連や中国関連の記事をサイトに執筆。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

すきま時間を活用できることに気づいた消費者は、時間価値をかつてないほど意識している。

松岡 真宏 フロンティア・マネジメント代表