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サッカーも電力ビジネスも、攻撃には驚きが必要だ

競争を通じてしか顧客を喜ばすサービスは生まれない

2014年6月13日(金)

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 経営者のプロフィール紹介の末尾に記される「趣味、スポーツ」。とってつけたような記載とは裏腹に、経営者が目を輝かせて話すテーマの一つだ。勝つための戦略やリーダーシップ、精神力、組織…。経営者の個性が色濃く反映されるテーマであり、ユニークな経験や慧眼の宝庫でもある。このコラムでは、普段のインタビュー記事における添え物扱いとは逆に、経営者がスポーツを中心に語る。

 1回目に登場するのは、新電力最大手エネットの池辺裕昭社長。日本サッカー協会のコーチと審判のライセンスを持つ。サッカーと電力ビジネスの経営には共通点が多いという。守りの意識が強い電力ビジネスを攻略するためには、アッと驚くアイデアが必要だと説く。

池辺裕昭氏(写真中央の黒いジャージ)
エネット代表取締役社長。山口県出身。1973年九大工卒、日本電信電話公社(現NTT)入社。92年、NTTファシリティーズ設立に伴い同社に転じ、2009年副社長。11年から現職。

日本のサッカーは急速に力をつけ、ワールドカップ出場の常連国になりました。どんな要因があると考えていますか。

池辺:競争を促す仕組みが機能しているのではないでしょうか。日本のサッカーには組織の仕切りがありません。天皇杯はプロとアマが仕切りなく戦いますし、J1、J2などの入れ替えも頻繁です。強ければいくらでもトップリーグに上がり、レベルの高いところで戦える一方、さぼれば下のリーグに落ちてします。選手は海外クラブに移籍することで、より高いレベルで実力を磨ける。

 企業経営でも同じことが言えます。競争を通じてしか、顧客を喜ばすサービスは生まれません。私は通信と電力業界に身を置いて、競争の重要性を肌身を持って実感してきました。かつてはNTTグループにいましたから、通信自由化に対して初めは「なんで?」って思っていましたが、結果的にサービスが飛躍的に改善されました。自由化の効果は絶大だったのです。

 規制の内側にいると、限定された範囲でしか物事を考えないので、競争の重要性が分からないのですよ。電力自由化の制度設計の議論は残されていますが、顧客には間違いなくプラスになると思います。

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「サッカーも電力ビジネスも、攻撃には驚きが必要だ」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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