• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

持続的成長企業になるためには「個人」より「チーム」を鍛えるべき

  • 森田 聡子

バックナンバー

2014年7月4日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「チームコーチング」という言葉を耳にしたことがあるだろうか? 主として米国や英国で行われている、組織開発の新しい手法だ。通常の「コーチング」のように、「人」の意識を変えるのではなく、人の集合体である「チーム」ひいては組織そのものをダイナミックに変えていく。それによって、個々のメンバーの足し算では到底至らない、ハイレベルの成果をもたらすことができるという。この分野の国内第一人者であり、「集団が成長し、変容していく『チームコーチング』の可能性に魅せられた」という日本チームコーチング協会取締役の田近秀敏氏に話を聞いた。

(聞き手は森田 聡子)

「コーチング」という概念は近年だいぶビジネスの世界で浸透してきましたが、「チームコーチング」というと、まだ耳慣れない言葉と感じる読者も多いかと思います。まずは「チームコーチング」について簡単にご説明いただけますか?

田近:「チームコーチング」という言葉を聞いて、一対一の「コーチング」のチーム版なんじゃないのと考える方もいるようですが、誤解です。その辺りは、我々「チームコーチング」に関わる者が、もっと世間を啓蒙していかなければならないわけですが。

 「チームコーチング」をご理解いただくためには、「チーム」と「コーチング」に分けて考えるのがいいかと思います。

「チーム」と「グループ」には大きな違いがある

「チーム」というと、共通のミッションを持った少人数の作業グループ?

日本チームコーチング協会取締役
田近秀敏氏

1957年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。公益財団法人松下政経塾(3期生)を経て、コンサルティングとトレーニングを主業務とするコォ・クリエイト・ジャパンを設立。2010年、日本で初めて「チームコーチング」を実施する専門組織、日本チームコーチング協会に立ち上げに関わり、取締役に就任。同協会所属のチームコーチは、既にキリンビールマーケティング、メルシャン、タニタハウジングウェア、浪商学園大阪体育大学などで活動を行っている。著書に『実践ビジネス・コーチング』(PHP研究所)、監訳書に『チームコーチング』(英治出版)など。

田近:サッカーのワールドカップブラジル大会に出場した日本代表チーム、通称「ザック・ジャパン」は間違いなく「チーム」ですよね。残念ながら結果を残すことはできませんでしたが。

 「チーム」というのは、グループの一部です。

 例えば、パーティーでたまたま出会った人物が、同じ社章を付けていたとしましょう。「ああ、同じ会社の人なんだ」と分かったとします。しかし、自分とその人は同じ会社というグループに属していても、同じ「チーム」にはならない。

特定のミッションの下で働いているわけではないからですか?

田近:先ほどのザック・ジャパンを例に取れば、確かに彼らは「勝つ」という目的を持って集められた精鋭たちです。しかし、それだけではない。メンバーが特定されていることも「チーム」の要件。今回のW杯に向けたザック・ジャパンの登録選手は23人、彼らが「チーム」のメンバーになります。さらに選手には、FWなりMFなりDFなりGKなり、各々の果たすべき役割が明確に示されている。そして、積極的に攻撃参加するDFの長友佑都選手のように、時には自らの役割を超えて他のメンバーをカバーするのです。

コメント0

「キーパーソンに聞く」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

短期保有者のいいようにさせたら、中長期で保有したいと考えている株主はどうなるのか。

貝沼 由久 ミネベアミツミ社長