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日本でシリコンバレーはまねできる?

ベンチャーキャピタル「WiL」の伊佐山元氏に聞く

2014年7月25日(金)

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 6月末、政府の新たな「成長戦略」が閣議決定した。成長戦略はアベノミクスを支える核と言われ、米シリコンバレーのように多くの起業を促すためのベンチャー支援策の拡大は目玉の1つとなっている。今回の改訂では、起業・廃業の際の低利融資制度、大企業とベンチャー企業とのマッチングの場づくり、シリコンバレーへのベンチャー人材派遣の措置の検討などが実施予定の内容として盛り込まれた。

 改訂にあたって政府関係者も意見を求めたというシリコンバレーを拠点にするベンチャーキャピタル「WiL」の創業者、伊佐山元氏に「日本に本当に起業家を増やすためにすべきこと」を改めて語ってもらった。

(聞き手は三木いずみ)

伊佐山 元(いさやま・げん)氏
シリコンバレーを拠点に、日本とシリコンバレーの企業をつなぐベンチャーキャピタル「WiL」を創業。現在、日本経済産業新聞にて「新風 Silicon Valley 」を、日本経済新聞電子版にて「シリコンバレーの風」を、連載中。著書に『シリコンバレー流 世界最先端の働き方

「日本を米国のように起業大国にする」と、政府は昨年から、成長戦略として約5%にとどまる日本の開業率を英米並みの10%台に引き上げる方針を打ち出しています。シリコンバレーをよく知る伊佐山さんのオフィスには、起業したい個人だけでなく、成長戦略の策定のため、起業文化の最先端を知りたい政府関係者もたずねてこられるとか。
 今回の成長戦略で加わった内容について、率直にどう思われましたか? 効果は期待できそうでしょうか?

伊佐山:今回の内容は、世界のベストプラクティスもかなり研究した結果の成果物なので、制度やインフラ面では世界標準になっていると感じます。ただ、ベンチャーはインフラで起きるものではありません。ベンチャーに参加したいと思う人間や、挑戦することを良しとする社会の雰囲気づくりが不可欠です。

 その意味では、いまの日本人の“心”のあり方を変えるような仕組みも大事だと考えます。今回は、シリコンバレーへのアクセスを作るという内容が盛り込まれており、これは大きな意義がある。つまり、海外に最新のイノベーションや起業家精神に触れて感じることのできる場を作ることで、日本人の起業家精神を鼓舞するということだと考えています。

新成長戦略の中期工程表の一部。ベンチャー支援に関することでは、会社を辞めて創業しようというとき、生活が不安定にならないよう、求職活動中に創業の準備・検討を行う者に対する雇用保険給付の取扱の明確化などもかかげている。昨年に引き続き、中小企業への融資に個人保証を求める制度の「合理化」も進める。

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「日本でシリコンバレーはまねできる?」の著者

三木 いずみ

三木 いずみ(みき・いずみ)

出版局編集第一部

日経ビジネスアソシエ編集などを経て現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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