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誰でも能力はある。それをどう開花させるかだ

ガリバーインターナショナル 羽鳥兼市会長に聞く(後編)

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2014年8月7日(木)

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 「中古車業界の流通革命」を掲げ、インターネットを活用した販売システムなどで急成長を遂げたガリバーインターナショナル。 20年前に福島県で1店目を開いたときは、2週間にわたり来店客がゼロという辛酸をなめたこともあった(創業時の苦労ぶりについては前編をご覧ください)。創業者で同社会長の羽鳥兼市氏は国内海外市場を合わせて1600店の目標を打ち出すと同時に、「世界一ではなく、世界一流企業になろう」と社員を鼓舞する。

羽鳥兼市(はとり・けんいち)氏
ガリバーインターナショナル会長 1940年福島県生まれ。59年に福島県立須賀川高等学校を卒業後、76年に東京マイカー販売を設立。94年に同社の買い取り部門として福島県郡山市にガリバーインターナショナルを設立した後、会社設立4年で株式を店頭公開、9年で東証一部に上場するなど急成長させた。2008年に会長に就任(写真/陶山 勉)

ガリバー設立から20年が経ち、国内だけでなく海外にもビジネスを展開、社員数も2000人を超える規模に成長しました。羽鳥会長ご自身の思いを改めて若い人たちに伝えていかなければならない段階にきています。

羽鳥:そうですね。実はしょっちゅう伝えてはいるんですよ。店長会や幹部会はもちろん、新卒の社員たちにも創業時の苦労話から経営に対する考え方、人生のあり方まで話しています。そういうものを伝えるのが今、一番大事だと考えています。

その中で羽鳥会長が最も伝えたいことは何ですか。

羽鳥:まず人間は誰もが能力を持っているということです。問題は、その能力をうまく発揮できるかどうか。それには高い志が必要になります。大きな目標、大きな夢を持って、あきらめずに挑戦し続ければ、誰でも必ずそれをつかむことができる、と繰り返し伝えています。

 人間の生き方としても、常にあきらめないことが大事です。先ほどお話しましたが、2011年7月にスタートしてパリから東京までを走ったユーラシアマラソンで、私自身がそのことを社員に身をもって示すことができたと思います。

パリからイランや中国など計14カ国を走り抜け、2012年8月、東京にゴールした

でも、人間、あまりにも大きい目標を掲げると、ゴールが遠すぎてあきらめてしまいませんか。

羽鳥:ゴールだけを見ようとするから、みんな疲れて、無理だとあきらめてしまうのです。そういうときは、まず今日1日を真剣に生きる。そして、それを毎日積み重ねていけば、気が付いたときに「あれ、ここまで来ちゃったんだ」となる。それがまさにユーラシアマラソンでの経験でした。

 毎日40~50キロという距離を走っても、地球儀で見たら線にもならないわけです。本当に点ですもんね。しかも、1000キロ、2000キロを走り終えても、まだ1万キロ以上残っている。だから「ゴールは見るな」と。夢は持たなくちゃならない、目指すものはしっかり掲げなくてはならないのですが、それは脇に置いて、今日やることだけに専念する。これが大事だと思いましたね。

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