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「おもてなし学って、何を教えるんですか?」

江上いずみ・筑波大学講師に聞く

2014年8月4日(月)

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 「お・も・て・な・し」──。2020年の東京五輪開催が決まった昨年9月の国際オリンピック委員会(IOC)総会でのスピーチで、フリーアナウンサーの滝川クリステルさんが使い、流行語大賞にも選ばれた。

 それほど注目を集めたおもてなしについて教える「おもてなし学」の講座を筑波大学が今年4月から始め、学生たちの人気を博しているという。具体的にどのようなことを教えているのか。元日本航空(JAL)の客室乗務員で、講師としてこの講座を担当している江上いずみさんに聞いた。

(聞き手は中野目 純一)

筑波大学がこの4月から始めた「おもてなし学」の講座の講師を務められています。筑波大学がどのような狙いでこの講座を設け、どのような経緯で江上さんが受け持つことになったのでしょうか。

江上:私の母校である筑波大学附属高校(東京都文京区)に長女が入学し、昨年3月に卒業しました。私は彼女の在学中、同校のPTA会長を務めていましたので、その卒業式後に来賓として出席された筑波大学の副学長とお話しする機会がありました。その際、グローバル化を目指す筑波大学において、日本の文化や異文化コミュニケーション、海外で通用するグローバルマナーを学生に教えてみないかと声をかけていただいたのがきっかけです。

 筑波大学の全学生に占める留学生の数は、国立総合大学の中では1位です。大学があるつくば市も国際的な研究都市であり、キャンパスにいながら世界の多様性を実感できます。そのような環境にある筑波大学では、日本人の学生200人を海外に留学させたり、さらにそれを上回る留学生を海外から受け入れたりといったグローバル人材育成の構想を描いています。グローバル化というのは外国語を習得することだけではありません。母国日本の文化を知り、それを外国の方々に正しく伝えることができるということもとても大切なことだと思います。

 グローバル化に先立って、日本の文化について習熟し、海外の人たちにもアピールできるような教育を日本人学生たちに施す。そのようなお手伝いが少しでもできればどんなに素晴らしいだろうと思い、JALでの30年間の乗務生活に終止符を打ってお引き受けすることにしました。

 その後、9月に2020年の東京五輪開催が決まりました。それを受けて、オリンピック教育を以前から主導していた筑波大学では、ホスト国としての教育プログラムとして、ボランティア育成やおもてなしの教育をしようという機運になりました。こうしてオリンピック教育の一環として、私が受け持つ講座で「おもてなし」について教えることになったのです。

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「「おもてなし学って、何を教えるんですか?」」の著者

中野目 純一

中野目 純一(なかのめ・じゅんいち)

日経ビジネス副編集長

2012年4月から日経ビジネス副編集長。マネジメント分野を担当し、国内外の経営者、クリステンセン、ポーター、プラハラードら経営学の泰斗のインタビューを多数手がける。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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