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“かまって新入社員”の育て方

尊敬できる上司がいれば「退職リスク」は減少

2014年8月19日(火)

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 3年で約3割にも達すると言われる新入社員の離職率。人手不足感が高まる中、せっかく採用した人材を何とかつなぎ止め、戦力として育てなければという企業の危機意識も増している。

 中小企業約3000社に採用・教育サービスを提供しているジェイック(東京都千代田区)は今年7月、2014年4月入社の新入社員523人に対して入社3カ月後の意識調査を実施した。それによれば、既に「退職を考えたことがある」という新入社員が28%に達していた。

 「職場に尊敬する先輩・上司がいるか」「上司が自分の成長に関心を持っていると感じているか」といった質問への回答と、退職を考えたことの有無との相関関係を調べてみると、尊敬できる先輩・上司の存在などが、「退職リスク」を低下させていることが判明した。

 ジェイックの佐藤剛志社長に、調査から分かった傾向や、上司や先輩が新入社員にどう接し、育てればいいかなどを聞いた。

(聞き手は西頭 恒明)

ジェイックが実施した2014年4月入社の新入社員に対する入社3カ月後の意識調査で、既に「退職を考えたことがある」という新入社員が28%にも達しました。せっかく採用した人材の離職を防ぐには、何が有効なのでしょうか。

佐藤:私どもの調査からは、「退職を考えたことがある」と強く関係する3つの要素が浮かび上がってきました。

佐藤剛志(さとう・たけし)氏
1986年早稲田大学卒業後、大手コンサルティング会社に入社。97年ジェイック専務、2000年代表取締役社長に就任。

 1つは、「職場に『将来こうなりたい』と憧れる先輩、上司はいますか?」という質問です。「尊敬する先輩・上司が3人以上いる」という新入社員の84%が「退職を考えたことはない」とする一方、「尊敬する先輩・上司が1人もいない」という新入社員の70%が「退職を考えたことがある」と回答しています。つまり、尊敬する先輩・上司の存在が退職リスクを押し下げているんですね。


 2つ目は、「上司が自分の成長に関心を持っていると感じるか」。「強くそう思う」という人の82%が「退職を考えたことはない」としているのに対し、「そう思わない」という人の62%が「退職を考えたことがある」と答えています。尊敬している先輩・上司の存在と同様に、強い関係を示しています。

コメント10件コメント/レビュー

退職を安易に考えない方がいい。退職というより上方向への転職を考え、それを大いに実践すべることが大事。ただし、やはり圧倒的な実力がある場合が望ましい。ミスマッチが解消されるのは必然だから。圧倒的な実力がない場合は、それを3年から5年で身につけなさい。会社はいっぱいあるので、あなたの努力次第だよ。(2014/08/19)

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「“かまって新入社員”の育て方」の著者

西頭 恒明

西頭 恒明(にしとう・つねあき)

日経ビジネス副編集長

1989年4月日経BP社入社。「日経イベント」を経て、96年8月「日経ビジネス」編集部に異動。2008年10月日経ビジネス副編集長。2009年1月日経情報ストラテジー編集長。2012年1月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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退職を安易に考えない方がいい。退職というより上方向への転職を考え、それを大いに実践すべることが大事。ただし、やはり圧倒的な実力がある場合が望ましい。ミスマッチが解消されるのは必然だから。圧倒的な実力がない場合は、それを3年から5年で身につけなさい。会社はいっぱいあるので、あなたの努力次第だよ。(2014/08/19)

マズローの欲求段階的に最近の若手は第四段階の欲求があると考えると、成熟度の問題ではなく、何処まで満たされているかの問題ともいえると思います。「かまって欲しい」のではなく、指導を受け入れる準備が有る若手に指導をする事が出来ないような上司は要らないということでしょう。自分のスキルが上がる事に興味があり、上司が出来る人で業績が良いかどうかは二の次。終身雇用、年功昇給を信じない場合、自分の成長(労働市場での価値上昇)に興味が向くのは至極当然のことではないでしょうか?上司側が古い価値観のままと断ずることは簡単ですが、上司が自らが育ちながら会得した育成方法が役に立たないわけですから、人材育成のスキルを学ばせるか、終身雇用、年功序列を堅持する方針にして、上司の育成スキルが通用するようにするしかないのでは。(2014/08/19)

かまってほしいのは、若手に限ったことではない。定年間近の役職者も、構ってもらえなければ不機嫌になる。若手が未熟になったのではなく、世の中が変わって、それに適合しただけ。しかし、教育する側が適合していない(したくない)。構って、認知して、励ましてあげれば、負荷の高い労働も好んで実行するとわかっているのだから、そうすればよい。そうできないのは能力がないから。(2014/08/19)

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