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日本人だけが英語ができないのはなぜ?

イェール大学流の「最短・英語学習法」とは

2014年9月2日(火)

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 政治学者で元イェール大学助教授の斉藤淳氏が自らの経験をもとに「最短で合理的な語学習得方法」を提案している。2年前に日本に戻り東京で学習塾を開設したのも「日本人だけが英語を習得できないままでいるからだ」と言う。なぜ語学ができないのか。どうすればできるのか――を聞いた。

「日本人だけが英語ができないままでいる」。斉藤さんの本『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』にはこう書いてありましたが、今日お伺いしたいことは2つあります。
 まず、日本人はなぜ語学ができないのかです。といいますか、昔から、もう何十年も下手だと言われ続けている気がするんですが(笑)、改めて「できなくなっている」と言うのはなぜか。
 もう1つが、ではどうすれば語学がうまくなるのか、ということです。秘密の方法があればこっそり教えてほしいと思ってきました。

斉藤 淳(さいとう・じゅん)氏
学習塾「J Prep斉藤塾」代表。元イェール大学助教授。1969年、山形県生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業、イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D. 政治学)。ウェズリアン大学客員助教授、フランクリン・マーシャル大学助教授を経て、イェール大学助教授、高麗大学客員教授を歴任。2012年に帰国し、東京・自由が丘で中学・高校生向けの英語塾を起業。著書に『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA/中経出版)など。

斉藤:2つ目のテーマ、どうすればうまくなるのかから先に話をした方がいいと思うのですが、語学習得の世界、非ネイティブな人たちが新しい言語を習得する時の「最短・最適な方法」というのは、ほぼ確立されつつあります。

 私がいたイェール大学(斉藤氏の専門は政治学)は決して語学の専門大学ではないのすが、学内には50もの言語を教えるプログラムが用意されていました。これは、たとえば東京外語大学に比べても倍近くの数。数が多いこともさることながら、面白いのはどの語学を習得するにせよ、勉強方法、習得アプローチが同じだったということなんです。

 学生たちは年間26コマの授業を受けることになりますが、このプログラムを受ければ、ある程度言葉がしゃべることができるようになります。MBAを習得するためにイェールにきていた日本人も1年間中国語のプログラムをとっていたのですが、「気がつくと中国語の映画で7割ほどは理解できるようになっていた」と驚いていました。が、イェールにいる学生であれば、どの言語を学んだとしても同じような結果が出ると思います。

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「日本人だけが英語ができないのはなぜ?」の著者

瀬川 明秀

瀬川 明秀(せがわ・あきひで)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ビジネスアソシエなどを経て、日経ビジネスオンライン開設後はオンライン編集がメインの業務。2012年からは日経BPビジョナリー経営研究所の研究員を兼務。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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