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「あぁ、俺の人生詰んだな」。36歳たった1人からの再起

クラウドワークス 吉田浩一郎社長兼CEOに聞く(後編)

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2014年9月11日(木)

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クラウドソーシングで日本最大級の規模を誇るクラウドワークスの吉田浩一郎社長兼CEOは、この事業に出会うまで失敗に失敗を重ねた。詐欺や仲間の離反に遭った末、36歳のときにはたった1人になった。しかし、数々の苦しい経験を学びに変えて成功をつかみ取る。なぜ這い上がることができたのか━━。(前編はこちらをご覧ください)

クラウドワークスを立ち上げるまでは、苦労の連続だったそうですね。

吉田浩一郎(よしだ・こういちろう)氏
1974年生まれ。東京学芸大学卒業後、パイオニア、リードエグジビションジャパンなどを経て、ドリコムで執行役員として東証マザーズ上場を経験。08年にZOOEE設立。2011年に2度目の起業でクラウドワークスを設立した。著書に『世界の働き方を変えよう』(総合法令出版)、『クラウドソーシングでビジネスはこう変わる』(ダイヤモンド社)がある(写真/菊池一郎)

 最初は比較的順調でした。もともとインターネット業界とは何の関わりもなかったんです。大学卒業後、1999年に就職したのはオーディオ機器メーカーのパイオニアでしたから。販売店を回る法人営業を担当しました。成績は良く、「僕は営業が得意なんだ」と実感しました。その後、2001年に外資系の展示会企画会社、リードエグジビションジャパンに移って新規事業の立ち上げを経験し、一から事業を生み出す醍醐味を知りました。

 ネットの魅力に取りつかれたのは、「いずれ起業したい」と考えて、大前研一氏主催の起業家養成講座「アタッカーズ・ビジネススクール」に通っていた04年頃のことです。講義で、ネット上で仲間を集めて100人規模で対戦するゲームを見る機会がありました。

 「リアルタイムでこれだけ多くの人がつながっている。画面の向こうに国があるようなものだ」と衝撃が走った。そこで当時、ブログ(日記風の簡易型ホームページ)関連事業を手掛けていたドリコムに転職したんです。

内定取り消しを断行した責任は今も忘れない

 ドリコムで営業担当の執行役員として働き、東証マザーズ上場を経験しました。ここまでは良かった。しかし、その翌年に会社が赤字に転落し、それに伴ってリストラ(人員削減)と新卒採用の内定取り消しを断行せざるを得ませんでした。当然、内定者から問い合わせの電話がかかってきます。その受話器を正直、なかなか取ることができなかった。こちらから内定を出しておいて、すぐに断ったわけですから。ただただ申し訳なくて。当時の幹部の1人として今も責任を感じています。

 そのときに痛感したんです。「小さなベンチャー企業が夢を追って会社を大きくしたら、いつしか働いている多くの人の生活を支える器になっていた。その責任の重さに、自分は気付いていなかったんだ」と。人が働いて生活のための収入を得ることの大切さ、働く場があることの意義は、このとき以来、僕の心にずっと刻み込まれています。

 

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名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官