• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

男性の50歳は新たな「厄年」

“若見え”を心がければ健康で長生きできる!

2014年9月26日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 「42歳は男の大厄」と言われたのは昔のこと。75万人のレセプトデータを解析し、七大疾病の好発年齢から割り出した結果、日経ビジネス世代の要注意年齢は男性が37歳と50歳、女性は39歳と52歳なのだそうだ。

 日本人の平均寿命は80歳を超え、女性は90歳にすら近づきつつあるものの、自立して健康に生活できる「健康寿命」はいまだに70代前半に留まっている。「新厄年」を提唱するエミリオ森口クリニックの板倉弘重理事長に、現役世代が健康寿命を伸ばすにはどうしたらいいかを聞いた。

(聞き手は秋山知子)

板倉先生が提唱された「新厄年」。最近はいろいろなところで注目されてきていますね。男性は24歳、37歳、50歳、63歳。女性は25歳、39歳、52歳、63歳が健康面で注意すべき“厄年”に当たるということですが、どのようなきっかけで考案されたのでしょうか。

板倉 弘重(いたくら・ひろしげ)
エミリオ森口クリニック理事長。医学博士。1961年東京大学医学部卒。東京大学医学部講師、国立健康・栄養研究所臨床栄養部長等を歴任。茨城キリスト教大学名誉教授。日本臨床栄養学会監事、日本ポリフェノール学会理事長。『63歳で健康な人は、なぜ100歳まで元気なのか』(講談社+α新書)など著書多数。 (写真:新関雅士)

板倉:きっかけは、たまたまレセプト(診療報酬明細書)の大量データが入手できるというので、統計の専門の先生にご協力いただいて解析してもらったことです。特に将来寝たきりになりやすい虚血性心疾患や脳血管疾患、糖尿病、そしてガンなどについて、いつごろから増加してくるのかを調べて、その曲がり角になる年齢を新厄年としました。

 昔から厄年という概念は世間に広く認知されていますが、現代社会は生活環境も違うし、平均寿命も80歳を超えていますので、見直してみようと。

私も33の時は近くのお大師さんに厄除けに行きました。厄年はもうとっくに終わったと思っていたのに、まだあったんですね…。

 ただ、思えば30代の終わりに周囲で体調を崩す女性が続出したので、やはり年齢的な何かがあるのかなと思います。現在、周囲を見回すと40代終わり頃の男性で体調を崩す人が多いような印象があり、男性の50歳というのもうなずける気がします。あくまで印象ですが。

板倉:人間の体は加齢とともに腎臓や呼吸、心筋の機能が低下してきますが、一番大きな影響をもたらすのはホルモンの変化です。

 女性の場合は妊娠、出産や更年期で変化が表れやすいですが、男性の場合はそれに比べると変化がゆるやかです。ゆるやかとは言っても、男性ホルモンであるテストステロンは50歳前後から明らかに低下してきます。それに伴って疲れやすくなったり、抵抗力が落ちてきたりしていろいろな病気にかかりやすくなります。

男性ホルモンも多いほうが病気にかかりにくいんですか。女性の場合は、女性ホルモンが動脈硬化などの病気を防いでいると聞きましたが。

板倉:男性の場合も、更年期でホルモンバランスが変わると視床下部の機能が低下して、自律神経障害につながりやすくなりますね。

ご著書によると、それぞれの新厄年前後には特に注意すべき病気があって、男性37歳・女性39歳ではガン、男性50歳・女性52歳は虚血性心疾患や脳血管疾患、女性52歳は変形性膝関節症などとなっています。何歳ごろからリスクが上がってくるか分かれば、予防を始めるべき時期が明確になりますね。

 「厄年」は日本人にはなじみ深い概念で、本当に信じてはいなくても頭のどこか片隅で気にしている類のものだと思いますが、新厄年も常に何となく予防を気にかけておく、という点ではいいですね。

コメント6

「キーパーソンに聞く」のバックナンバー

一覧

「男性の50歳は新たな「厄年」」の著者

秋山 知子

秋山 知子(あきやま・ともこ)

日経ビジネス副編集長

1986年日経BP社入社。日経コンピュータ、日経情報ストラテジー、日経アドバンテージ、リアルシンプル・ジャパンの編集を担当。2006年から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「絶対これしかありません」というプランが出てきたら、通しません。

鈴木 純 帝人社長