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この本の売れ行きを、自分なりにデータ分析しました

2014年10月17日(金)

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本連載は、大木氏の著書『あの夏、サバ缶はなぜ売れたのか?』から一部を抜粋しています

 筆者は9月、マーケティングで成果を出すためのデータ活用について取り上げた『あの夏、サバ缶はなぜ売れたのか?』という書籍を出版した。筆者は普段から、顧客の大切な各種のデータをお預かりして、仮説の立案、分析の方針策定、結果の考察を行っている。書籍はこうした戦略の策定や実行を支援した実際の案件について紹介させていただいたものだ。

 そして、日経ビジネスオンラインでも同様のタイトルで5回の連載を担当させていただいた。最終回となる今回は、自身の執筆した書籍がどのように売れたのか、現時点で入手可能な情報からどういった要因が影響しているのかを分析、つまり筆者なりの解釈をしてみたい。

 実は自社や自身の分析をするのは希なことである。しかし、連載の第1回「この本は『A/Bテスト』作りました」で、手に取られやすい、つまり興味を引きやすい表紙作りについて紹介したこともあり、その効果を検証することにした。

 今回、書籍の売れ行きを分析するため、以下の3つのデータを準備した。

  1. アマゾン・ドット・コムの単行本該当カテゴリーの日別の平均ランキングデータ
    (本>ビジネス・経済>マーケティング・セールス>一般 のランキング)
  2. 日経BPによる販促施策の実施情報(メールマガジン、コラム連載)
  3. 書籍に関連したソーシャルデータ

 (1)に関しては説明が必要だろう。アマゾンで販売する書籍について売上げランキングの1時間おきの情報を、1日分をまとめてメールで知らせてくれる便利なWebサービスを用いてデータ化している。このメールは深夜0時頃に毎日のように配信される。筆者は1日の終わりにドキドキしながら売れ行きをチェックする日々を過ごしている。

 まずは図表を見て欲しい。アマゾン 該当カテゴリー日別平均グラフに、メルマガ発送、コラム掲載などのタイミングを重ねたものである。

『あの夏、サバ缶はなぜ売れたのか?』のアマゾンにおけるランキングの推移と、日経ビジネスオンラインでの記事掲載やメールマガジンとの関係

 当初は書籍を関係者や知人などが予約していただいたケースが多いと見られ、最高で47位だった。9月23日の発売までしばらく時間があることからランクが徐々に低下し、300位台となった。

 その後、事前の告知のメルマガを投入するなどでランキングが上がっていった。具体的には、店頭での販売が始まった9月23日には順位を一気に上げ、9月24日にはじめて一桁台の4位まで上昇した(日別の平均では14位)。発売日から3日間のうちに、コラムを連載したり、書籍を大きく紹介したメルマガを展開したりで、認知が高まったと思われる。その後4日ほど上位で推移したが、徐々に下降していった。

「あの夏、サバ缶はなぜ売れたのか?」のバックナンバー

一覧

「この本の売れ行きを、自分なりにデータ分析しました」の著者

大木真吾

大木真吾(おおきしんご)

博報堂プロダクツ

2005年、博報堂グループに参加し、2007年から現事業本部にて様々な業種の戦略設計から実施を担当。ダイレクトマーケティングによる舗送客・通販・CRMなどコミュニケーション立案が専門

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授