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「いっぱいいっぱい」ストレス対処法

「マインドフルネス瞑想」を活用する米インテル

2014年10月20日(月)

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 以前の記事『グーグル、インテル「瞑想」の効用』では、マインドフルネス瞑想の解説を含めて、この道の第一人者であるジョン・カバット・ジン博士にインタビューをした。

 今回は、マインドフルネス瞑想を活用している企業に話を聞く。回答してくれたのは、米インテルの「Awake@Intel」プログラム担当部長であるリンジー・ファンドリエル氏である。

(聞き手は日経BP社ビジネス局長補佐・谷口徹也)

インテルが実施しているマインドフルネスのトレーニングプログラムの概要を教えてください。

米インテルのAwake@Intelプログラム担当部長 リンジー・ファンドリエル氏

ファンドリエル:プログラムの名称は「Awake@Intel」といいます。2012年の7月に開始しました。

 インテルの正社員なら誰でも参加可能です。対象は希望者のみで、強制ではありません。会議室やトレーニング室などを利用し、勤務時間中に実施します。プログラムの開発・運営に携わっている専門家が社内に2人います。エンジニアや、マーケティング、法務、経理、人事など、幅広い部門のメンバーが参加しています。もちろん管理職の人も多数、含まれていて、副社長(Vice President)も参加したことがあります。

 米国の拠点から始めており、現在、他国の拠点にも拡大しているところです。しかし、日本法人ではまだ講師が養成できていないので、導入していません。同様に、他の国でも同じ理由で導入の時期が異なります。

この研修プログラムは何を目的に始めたのでしょうか。

ファンドリエル:我々は仕事のテンポが速く、ストレスが多い環境の中で働いています。そこでストレスマネジメントができるようになるスキルを提供しようと考えました。

 当社の従業員は、頭が良く、創造性が高いのですが、日々の仕事や生活習慣によるプレッシャーから悪影響を受けることもあります。ストレスを抱えた体や脳を鎮静させることで、ますます高くなるテクノロジーの課題に対応したいと考えています。集中力を身につけ、自分たちが選んだ道や領域への情熱を再発見できると思います。

創造性をつかさどる「前頭葉前部」を活発に

マインドフルネス瞑想は、ストレス軽減効果と、新しいアイデアを生み出す力を高める効果があると言われます。インテルは、どちらに魅力を感じているのでしょうか。

ファンドリエル:その2つは、切り離して考えることはできません。

 初めに、呼吸の流れを感じることで体と脳をリラックスさせ、緊張とストレスから開放します。それがクリエイティブなマインドを引き出すために必要な能力を与えてくれるのです。

 これは、神経科学でも証明されています。とても気が散っているときや、やるべきことを抱えて、いっぱいいっぱいのとき、人間はストレスを抱え、脳の中にある「扁桃体」という部分が活発になります。扁桃体は、一般的に「原始脳」の部分として知られており、闘争・逃走(fight or flight)の判断を左右します。

 一方、リラックスして瞑想の状態に入ると、クリエイティブ、洞察、思い切った決断をつかさどる「前頭葉前部」が活発になります。イノベーションが頻繁に生まれるような仕事環境にするためには、自分をこのような状態にするスキルを高める必要があると考えています。

トレーニングの効果は出てきたでしょうか。参加者の反応はいかがですか。

ファンドリエル:プログラムが参加者に与える効果は、トレーニングの前後にアンケートに答えてもらうことによって測っています。記入してもらうのは、以下の6つの指標に対する自己評価です。

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「「いっぱいいっぱい」ストレス対処法」の著者

谷口 徹也

谷口 徹也(たにぐち・てつや)

日経ビジネスベーシック編集長

日経ビジネス、日経情報ストラテジーの記者などを経て、2002年日経ビジネス香港支局特派員、07年日経ビジネス副編集長、09年日経ビジネスオンライン副編集長。12年日経エコロジー編集長。14年ビジネス局長補佐。16年1月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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