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脱・泣き寝入り! 明朗会計で値上げ断行

産廃会社に受付嬢とATMがある理由

2014年10月24日(金)

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 産業廃棄物処理業界にあって、社員のホスピタリティの高さが注目を集める異色企業、石坂産業。女性社員の明るく朗らかな笑顔が、産廃を運びこむトラック運転手たちの心を和らげる。だが、ここまでの道のりは長く、険しかった。改革に乗り出したきっかけは、テレビの誤報が巻き起こした激しいバッシング。崖っぷちで父の跡を継いだ石坂典子社長が、12年間の改革の道のりを語る(前回の記事はこちら)。

 下の写真、どこを映したものだと思いますか?

 右手では、制服姿の女性事務員がカウンター越しににこやかな笑顔を見せ、作業服の男性から伝票を受け取っています。そして左手にはATM。

 まるで銀行か郵便局のようですよね……。

 …と見えると、そう狙って作った私としてはうれしいのですが、みなさん、いかがでしょうか。

産廃処理料金の支払い窓口。ATMも備える(写真:菊池一郎)

 冒頭の問いの答えは、産廃処理料金の支払い窓口。もちろん、こんな金融機関のような窓口を持つ産廃会社などそうそうありません。私たち石坂産業が始めた独自の取り組みです。

トラック運転手を癒す「美人受付嬢」

 窓口に座るのは「おもてなし産廃会社」を標榜する我らが石坂産業でも精鋭の「接客美人」。彼女たちに軽口を叩くのを楽しみに、私たちの会社に産廃を搬入するトラック運転手も少なくありません。

 しかし、それ以上に重要なのは、この何気ない光景が指し示すある事実。それは、私たちが根拠のない安売りをしない姿勢を、やんわりとではあっても貫いてきたという事実です。

「おもてなし」には相応のコストがかかります。だから、相応の対価をいただかなくてはなりません。今回は少し寄り道をして、可愛い女性の笑顔の裏にある、そんなシビアな闘争の顛末を聞いていただきたいのです。

コメント3

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「脱・泣き寝入り! 明朗会計で値上げ断行」の著者

石坂 典子

石坂 典子(いしざか・のりこ)

石坂産業社長

1972年東京都生まれ。高校卒業後、米国への短期留学を経て、父親が創業した石坂産業に入社。2002年社長就任。現在、2児の母。13年、同社は経済産業省の「おもてなし経営企業選」に選ばれた

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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