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常に他社と違うことを追い求め、独自技術の開発に挑む

英ダイソン ジェームズ・ダイソン チーフエンジニア(創業者)に聞く

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2014年10月28日(火)

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吸引力の落ちない「サイクロン式」掃除機などを生み出してきた発明家。創業者のジェームズ・ダイソン氏は、英国の地方都市で始めた小さな家電メーカーを一代で世界企業に育て上げた。あくまで独自性を求めて開発してきたことが成長につながった。

英国に本社を置くダイソンは、今年2014年で設立21年目を迎えました。今では、1700人以上の技術者を擁し、約70カ国で掃除機などを販売する世界的企業になっています。なぜ、ここまで急速に成長できたのでしょうか。

ダイソン:それは、他社に比べて我々の製品が優れているからだと信じています。そのために売り上げの15%程度を研究開発費に充てています。これは相当な額に上り、その分は製品価格に反映せざるを得ません。当然、値段が高くなるという問題はあるのですが、それでも私はこの方針を貫きたい。

 今、我々が戦っているのは、競争の激しいグローバル市場です。米国やドイツ、フランス、スウェーデン、韓国、中国、そして日本などの大手企業、さらには新興国の企業などと競い合っています。ダイソンはこの方針を貫くことによって、常に彼らの先を走ることができるのです。

20年先の量産視野に開発に取り組む

他社の先を進み続ける秘訣は何でしょう。

ジェームズ・ダイソン(James Dyson) 1947年英国生まれ。ロンドンの王立美術大学を卒業後、エンジニアリング会社に入社した。悪路でも使いやすい荷車や水陸両用の乗り物など様々なものを開発している。掃除機については5年の間に5127台の試作品を作り、86年にサイクロン式を開発。93年に英マルムズベリーにダイソンを設立した。(写真・鈴木愛子)

ダイソン:我々はほかのものをコピーすることが嫌いなことです。私にとっては絶対に避けるべき行動です。ダイソンは常に他社と違うことを追い求め、独自技術の開発に挑んでいます。

 新しい技術を生み出すには、複数のものごとを組み合わせることが必要です。そして、それはとても長い期間にわたってアイデアを組み合わせることでもあるのです。ですから我々は、20年ほど後に量産するような製品のアイデアについて検討するプロジェクトを大学と一緒になって進めています。

20年先ですか。

ダイソン:はい。それだけではありません。3年後、5年後、7年後、10年後、15年後というプロジェクトもあるんです。我々はとても長いスパンで製品のあるべき姿を考えています。株式を上場していないのでこうした長期的な投資ができるのですが、私に言わせればどんな会社でも同じことをすべきです。

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