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「整合性の重要さ」を疑うのが、知性です。

糸井重里さま編 第1回

2014年11月27日(木)

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 国民的CM、ソフトバンクモバイルの「白戸一家」シリーズで知られる広告クリエーティブの旗手、澤本嘉光さんが、学生時代からずっと敬愛し続けている人が、糸井重里さんです。「糸井さんには、ぜひお話をうかがいたいんです(熱意)」。ということでお願いしたら、ご快諾をいただきました。

「でも、僕なんかが、糸井さんとお話させていただいていいんでしょうか」「いや、このコンテンツは、そういう場ですから」「糸井さん、おイヤかも……だったら断っていただいても……」「何、弱気になってるんですかっ(喝)」

 と、いつものように謙虚過ぎるホストが、クリエーティブの大先輩に迫ります。

澤本:僕は今、本当に、今までで一番緊張しています。

糸井重里(いとい・しげさと)
1948年群馬県前橋市生まれ。法政大学文学部中退。広告制作プロダクション勤務を経て、79年に「東京糸井重里事務所」を設立。矢沢永吉の自伝『成り上がり』をプロデュースする。80年代に西武百貨店「不思議、大好き」「おいしい生活。」などのコピーライティングで、時代の旗手に。作詞やゲームソフトでも話題作を次々と手掛ける。98年、インターネット上に「ほぼ日刊イトイ新聞」を開設。「ほぼ日手帳」シリーズを初め、Tシャツや腹まき、書籍などのヒット商品を輩出する。以後、「ほぼ日」を中心に、社会的起業やリアル店舗のプロデュースなど、活動を拡大中。(写真:大槻純一、以下同)

糸井:やめてくださいよ。というか、今日は僕、何も知らないまま、澤本さんをお迎えしているんですけど(笑)。

要約しますと、「日経ビジネスオンライン」に澤本さんがホストを務める対談シリーズがありまして、これまでに細田守さん(映画監督)、星野源さん(俳優・ミュージシャン)、馬場康夫さん(ホイチョイプロダクションズ主宰)、佐渡島庸平さん(出版プロデューサー)、小山薫堂さん(放送作家、脚本家)といった、澤本さんあこがれの方々をお迎えして、味わい深い対談を繰り広げております。

澤本:前回は糸井さんともお親しい細野晴臣さんでした。

糸井:そんなすてきな方たちが。

澤本:中でも、最も遠い星だったのが糸井さんで、お願いするにも最後まで気持ちが引けて、今も本気で緊張しています。

糸井:エクレア食べますか(笑)。

澤本:相当緊張していますから、後でいただきます。

糸井:取ってあげましょうか。

澤本:ああ、糸井さんみずから……すみません。

触って逃げてました

澤本さんは、どうして糸井さんにそうまでしてお会いしたかったんですか。

澤本:一番しゃべりたかったけれど、一番しゃべれなかった人だったんです。

糸井:困るね(笑)。

澤本嘉光(さわもと・よしみつ)
CMプランナー/電通コミュニケーション・デザイン・センター(CDC)エグゼクティブ・クリエーティブディレクター。
1966年、長崎県生まれ。東京大学文学部卒業後、電通に入社。クリエーティブ局に配属。東京ガス「ガス・パッ・チョ!」シリーズなどを担当。JAAAクリエイター・オブ・ザ・イヤーの3回受賞ほか、カンヌ国際広告祭賞など内外の受賞多数。2007年に始まったソフトバンクモバイル「白戸家シリーズ」はいまや国民的CMに成長。08年に映画「犬と私の10の約束」(松竹)の原作、脚本、小説を執筆。12年に小説『おとうさんは同級生』(幻冬舎)を上梓。2014年1月には脚本を手がけた映画「ジャッジ!」が公開。

これまで、ご面識はあったんですか。

糸井:直接はないですよね。

澤本:壇上に上がっているところを、僕が下から見上げるとか、昔、TCC(東京コピーライターズクラブ)のパーティーに糸井さんがいらっしゃっていて、その時に触って逃げるとか。そういうことはありました。

糸井さんの意識の中に、澤本さんの存在はありましたか。

糸井:僕は広告業界、もともと詳しくないんですよ。現役のコピーライター時代も、誰が何をしているとか、どういう業績があるとか、そういうのはあまり興味がなかったんです。

澤本:覚えているとキリがないですよね。

糸井:なので、なるべく見ないようにしていたんですけど、それでも澤本さんって、よくお名前をお見かけするな、と思っていましたよ。その時代、その時代で、頑張る人が登場するということですよね。

澤本さんのCM代表作の「白戸一家シリーズ」(ソフトバンクモバイル)は、糸井さんの奥さまの樋口可南子さんがお母さん役ですが。

コメント4件コメント/レビュー

デザイナーです。拝読しながら、そういえば、理論武装した推し案よりも遊びながら作った捨て案の方が採用される確率が多いな、と思い返しました。何か伝わるものが違うのでしょうか?(2014/11/27)

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「「整合性の重要さ」を疑うのが、知性です。」の著者

澤本 嘉光

澤本 嘉光(さわもと・よしみつ)

CMプランナー

1966年、長崎県生まれ。東京大学文学部卒業後、電通に入社。カンヌ国際広告祭賞など内外の受賞多数。2007年に始まったソフトバンクモバイル「白戸家シリーズ」は5年目に突入し、いまや国民的CMに成長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

清野 由美

清野 由美(きよの・ゆみ)

ジャーナリスト

1960年生まれ。82年東京女子大学卒業後、草思社編集部勤務、英国留学を経て、トレンド情報誌創刊に参加。「世界を股にかけた地を這う取材」の経験を積み、91年にフリーランスに転じる。2017年、慶應義塾大学SDM研究科修士課程修了。英ケンブリッジ大学客員研究員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

デザイナーです。拝読しながら、そういえば、理論武装した推し案よりも遊びながら作った捨て案の方が採用される確率が多いな、と思い返しました。何か伝わるものが違うのでしょうか?(2014/11/27)

ほぼ日の商品は、人肌プロダクツである秘密がよくわかる第1回目でした。 「ほぼ日」は「商品」ではなくて、「友達に譲るもの」を作っていて、それをお金と交換している。- 物々交換が大変な時に、「じゃあ、お金でいいよ」改めて、糸井さんの、的確に説明してくるチカラは、ほとんどうなずくことばかりの内容で、今日のダーリンを毎日書き続けることから生まれてくるんだろうなぁ。 そして、澤本さんの、糸井さんに会うドキドキが微笑ましかったです。次回も期待してます。(2014/11/27)

”「整合性の重要さ」を疑うのが、知性です。”と言う言葉が唯の売り文句にしか聞こえないと思うのも知性ですか。私は広告から自分を守る為の重要な知性だと思います。(2014/11/27)

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