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北朝鮮が日米韓ロと関係改善を目指す理由

2014年12月18日(木)

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北朝鮮が対外関係の改善に向けて激しく動いている。

この11月には、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の側近である崔竜海(チェ・リョンヘ)・朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員が訪ロし、プーチン大統領に親書を渡した。10月には崔竜海氏と黄炳瑞(ファン・ビョンソ)・国防委員会副委員長がそろって訪韓。仁川で行なわれていたアジア大会の閉会式に出席した。

これらの行動の意図はどこにあるのか。そして、金正恩第1書記の政治基盤はどのような状態にあるのか。

朝鮮半島情勢に詳しい武貞秀士・拓殖大学大学院特任教授に聞いた。

北朝鮮が周辺の国との関係改善に向けて攻勢をかけているように見えます。
 11月には、拘束していた2人の米国人を帰国させました。モンゴルとの関係も改善させています。同国のエルベグドルジ大統領が2013年10月に平壌を訪れたあと急速に関係改善しています。かつてモンゴルが韓国と国交を樹立した時、北朝鮮はモンゴルから大使を引き揚げました。それを、首脳が訪問するレベルに回復させました。
 これらの動きは、周辺の国との関係を良くすることで対中関係をヘッジする意図なのでしょうか。北朝鮮と中国との関係は悪化していると言われています。

武貞 秀士(たけさだ・ひでし)
拓殖大学大学院特任教授。
専門は朝鮮半島の軍事・国際関係論。慶應義塾大学大学院修了。韓国延世大学韓国語学堂卒業。防衛省防衛研究所に教官として36年間勤務。2011年、統括研究官を最後に防衛省退職。韓国延世大学国際学部教授を経て現職。著書に『韓国は日本をどれほど嫌いか』(PHP研究所)、『北朝鮮深層分析』(KKベトスセラーズ)、『恐るべき戦略家・金正日』(PHP研究所)など。『東アジア動乱』(角川学芸出版)を1月に刊行

武貞:いえ、そうではありません。北朝鮮と中国との関係は悪くないのです。金正恩第1書記の父である金正日総書記と、中国の胡錦濤政権との関係と同じです。

 中朝関係が悪化していると言われるのは、次に挙げる事情があるからでしょう。まず、金正恩第1書記いまだに訪中していません。習近平国家主席も韓国は訪問したものの、北朝鮮には訪れていません。崔竜海氏が親書を持って2013年5月に中国を訪れ、中朝首脳会談を提案しましたが、中国はこれを受け入れなかった。

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「北朝鮮が日米韓ロと関係改善を目指す理由」の著者

森 永輔

森 永輔(もり・えいすけ)

日経ビジネス副編集長

早稲田大学を卒業し、日経BP社に入社。コンピュータ雑誌で記者を務める。2008年から米国に留学し安全保障を学ぶ。国際政策の修士。帰国後、日経ビジネス副編集長。外交と安全保障の分野をカバー。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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