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安全・安心な首都高をハイテク技術で確保します

首都高技術の土橋浩社長に聞く

2015年1月5日(月)

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 高度成長期の東京を、インフラの面で強固に支えてきた首都高速道路。その総延長は300kmにもおよんでおり、都内で起きる渋滞を次々に解消し、ドライバーに快適な運転を提供してきた。

 その一方で、老朽化の問題がささやかれている。最初の路線が開通してから、すでに半世紀以上が経過している。走っていても古さが感じられる箇所も増えてきた。

 首都高速の安全を確保するためには、老朽化した構造物の劣化・損傷を的確に発見し、そしてそれらを迅速に補修・補強していかなくてはならない。首都高グループの中で、点検作業を担当する首都高技術の土橋浩社長に、精度の高い点検を実施する秘訣を聞いた。

(聞き手は木村知史)

土橋 浩(どばし・ひろし)氏
首都高技術代表取締役社長
1960年、山梨県生まれ。東京大学大学院工学系研究科土木工学専攻修士課程修了後、首都高速道路公団(現・首都高速道路)入社。2003年東京建設局設計第一課長、中央環状新宿線山手トンネルの建設でシールドトンネル拡幅工法を開発。2013年7月から首都高技術代表取締役社長。社会インフラの点検、診断技術の開発・高度化に取り組んでいる。

首都高速道路は、都心環状線の最初の区間が開通したのが1962年ですから、すでに50年以上の歴史を持ち、もちろん路線によって異なりますが老朽化が進んでいます。また、その交通量も激しく、そういった意味で、安全性を懸念する声も聞きます。
 首都高技術は、首都高速グループの中でも点検という業務を主に行っています。非常に重要な役割を担っていると思います。

土橋:まず、簡単に首都高速の過去について振り返ったうえで、お話しをさせてください。首都高速は、これまで新規路線の建設が中心に進められ、総延長は延び続けてきました。都心の渋滞が、大きな問題であったため、それを解消する道路のネットワーク整備を中心に取り組んでまいりました。

 2015年3月に中央環状品川線が開通することで、いわゆる首都圏の3環状道路のうちの一番内側の環状道路が完成します。これは約半世紀前から着手され、ようやく整備が終わろうとしています。これで渋滞も、かなり解消される目処が立ちました。

 このように建設が継続されてきた一方で、構造物の老朽化の問題があります。先ほどご指摘されたように、首都高速は1962年に最初の京橋―芝浦間が開通し、そして東京オリンピックが開催された1964年には約33kmが開通しました。ちょうど50年が経過したことになります。

 構造物の高齢化が進むことに加え、首都高速は他の道路と比較して過酷に使用されているという実態もあります。1日約100万台の交通がありますので、構造物の劣化も、それだけ早く進行することになります。

 このような中、首都高技術は首都高速の点検業務を主な業務としています。実際に我々の業務量の半分以上が、この点検業務です。点検により、構造物の劣化・損傷を見つけ、そして首都高グループでその情報を共有します。実際に補修・補強はグループ内のメンテナンス会社が工事を行い、首都高速の安全・安心・快適を確保しています。

首都高速の総延長は、非常に長いと思うのですが、実際にはどのように点検をするのでしょうか。

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「安全・安心な首都高をハイテク技術で確保します」の著者

木村 知史

木村 知史(きむら・ともふみ)

日経ビジネスDigital編集長

日経メカニカル、日経ものづくり編集などを経て、2014年4月から日経ビジネスDigital編集長。アプリ開発やサイト運営をメインの業務とする一方で、製造業関連や中国関連の記事をサイトに執筆。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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