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「百貨店を、学んでつながる場に」

File8 伊勢丹新宿本店 鷹野正明店長

2015年2月9日(月)

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 伊勢丹という言葉を耳にして、真っ先に思い浮かぶのは、東京・新宿三丁目の角にある伊勢丹新宿本店(以下、新宿店)。艶やかなウィンドーディスプレイに彩られ、歴史を感じさせる荘厳な建物のイメージは心に刻み込まれている。その新宿店が130周年を迎えるという。立派な老舗百貨店であり、「毎日が、あたらしい。ファッションの伊勢丹」という企業理念を象徴する存在、それが新宿店と言える。

伊勢丹新宿本店を率いる鷹野正明店長(写真:鈴木愛子、以下同)

 一昨年は、百億円を投資して婦人服と婦人雑貨フロアの改装を行い、話題を呼んだ。百貨店全体に元気がない中、新宿店が変わろうとしているという強い意思を感じた。さて、結果はどうだったのか――顧客の支持を得て売上げを伸ばす一方で、一部の顧客の間から「変わってしまった」と惜しむ声もあった。新しいことにトライすると、必ず否定的な声は付いてまわるもの。一部で聞かれた否定形は、長きに渡る歴史を持ち、濃い顧客を持つ百貨店ならではの、重みと責任を担っているからと感じた。

 その新宿店で店長を務める鷹野正明さんとは、故郷である新潟で、鷹野さんが伊勢丹と三越を総括して見ている時代にご縁を得た。その後も何かとお世話になり、昨年、新宿店で開催した「みらいの夏ギフト」というイベントでご一緒させていただいた。新しいことにアグレッシヴで、熱い志を抱いて挑戦し続ける。そんな鷹野さんに、老舗百貨店のこれからについて聞いた。

「ファッションミュージアム」が完成する

川島:伊勢丹新宿本店(以下、新宿店)が、来年で130周年を迎えると聞いて、ちょっと驚きました。そんな長い歴史を持っていたのかと。今日は、店長を務める鷹野さんに、いろいろ突っ込んで聞いてみたいと思います。

鷹野:どこからでもいいですよ。どうぞ、かかってきてください(笑)。

川島:一昨年の婦人服フロアの改装に続き、今年は、5階のリビングフロア、6階の子供フロアの改装が行われます。そのあたりから、うかがいたいと思います。

鷹野:今回の改装は、第1ステップが1階から4階を占める婦人服・婦人雑貨フロア、第2ステップがリビングとベビー子供服、その先に7階のレストランとメンズ館、地下1階の食品という流れで進めています。目指すは「ファッションミュージアム」、“世界にない店”を目指して取り組んでいます。

川島:「ファッションミュージアム」とは、どういう意味ですか?

鷹野:ファッションとアートの融合を目指しています。美術館のような、無限の可能性を感じられる百貨店でありたいということです。

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「「百貨店を、学んでつながる場に」」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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