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今こそ「成熟国家のスポーツビジネス」を

ドーム安田秀一社長に聞く

2015年2月16日(月)

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 「日本のスポーツを世界レベルに」。アメリカンフットボール大学全日本代表キャプテンも務めた安田秀一さんがドームを設立したのは1996年。テーピング販売からスタートし、米国の人気スポーツブランド「アンダーアーマー」の日本国内販売で業績を伸ばしつつ、多くのアスリートやスポーツチームのサポート事業を展開している。
 今年はプロ野球・読売巨人軍とのパートナーシップを結ぶなど順風満帆に思えるが、安田社長の表情はなぜか冴えない。インタビューの開口一番は「いよいよ日本は駄目だ…」。深い憂いの要因とその対応策について聞いた。

聞き手は坂巻 正伸

安田社長率いるドームが業績好調と伺い、今後の展望を聞きにきました。

安田秀一 (やすだ・しゅういち)
1969年、東京都生まれ、法政大学文学部卒。三菱商事勤務を経て、1996年にドームを設立、代表取締役に就任(写真:尾関裕士、以下同)

安田:いや、いよいよ日本は駄目ですよ…。そう思いませんか。

いきなり、そうきますか。では、その駄目なところからお話を。

安田:日本のスポーツを世界レベルに引き上げたいとドームを設立して18年。日本のスポーツ環境を充実させるべく様々なことに取り組んできました。しかし、なかなか前に進みません。

 例えば、米国のスポーツビジネス市場はこの間、15兆円から60兆円に拡大しています。他方、日本は5兆円から4兆円と縮小している。日本の人口が米国の3分の1ほどだから市場規模が違うのは仕方ないとして、右肩上がりと右肩下がり、この差は致命的です。

その違いの要因は?

シートベルトを締めるだけでは…

安田:要は「変える勇気があるかどうか」だと思います。私が就職する頃、世界の企業の時価総額トップテンに日本の会社が何社も入っていて、日本は元気で、私はそれを誇りに思っていました。他方、米国では日本車を壊してうっぷん晴らしをしているのを見て、そうは言っても、働かざる者食うべからずだよなあ…なんて思っていました。

 しかしそんな米国が、ひとたび改革を始めるや、すごい勢いで変わっていった。リスクを取りながら産業の軸足を重厚長大からITに大胆に移し、新たな力をつかんでいった。そしてその成長の一翼をスポーツ産業が担っていました。

 さてその間、日本はと言えば、ひたすら「保身」です。バブル崩壊後に経済が下降線をたどる中、何とか自分だけ生き残ればいいという雰囲気が蔓延していた。でも、落ちていく飛行機の中でシートベルトを一生懸命締めてどうするんですか。飛行機を何としてでも浮上させなければいけない。そのために何ができるか、それぞれが考え、行動しなければいけないのに、それができなかった…。これじゃあ駄目でしょう。

なぜそうなってしまったんでしょう。

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「今こそ「成熟国家のスポーツビジネス」を」の著者

坂巻 正伸

坂巻 正伸(さかまき・まさのぶ)

日経ビジネス副編集長

1991年、日経BP社入社。サービス分野専門誌での記者活動の後、「日経PC21」「日経トレンディ」副編集長、媒体開発、「日経ビジネスアソシエ」編集長を経て現職。「日経ビジネスオンライン」の編集を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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