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「問題解決力」がベンチャーを飛躍させる

アジアはスタートアップ企業の時代だ

2015年2月17日(火)

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アジアにもシリコンバレー型のベンチャー育成環境ができようとしている。起業家、投資家、支援者が一体となってつながるベンチャー育成の仕組みは、エコシステムと呼ばれ、シリコンバレーの強みだった。それがアジアに生まれようとしている。米国の有力ベンチャーキャピタル、500Startupsのマネージングディレクター、カイリー・ン氏にその動きを聞いた。

(田村賢司)

500Startupsは米シリコンバレーに拠点を置く、有数のベンチャーキャピタル。今はどんなベンチャー企業に興味を持って投資しているのか。

カイリー:我々は2010年に創業して以来、50カ国の1000社に投資してきた。文字通りスタートアップ(新規立ち上げ)の企業にフォーカスして支援する独自のスタイルだ。

 そこで重視するのは成長力があるかどうか。それは、(技術などが)革新的であるかどうかに力点を置いた見方ではない。大事なのは、今、人々が困っている問題を解決する力を持っている企業かどうかだと思っている。技術は大事だがそれだけではない。

アジアにもベンチャー育成システムができはじめた

具体的には、どういうベンチャー企業に注目するのか。

Khailee Ng(カイリー・ン)氏
米有力ベンチャーキャピタル、500 Startups共同経営者。マレーシアで生まれ育ち、15歳でウェブ関連製品を開発。30歳でニュース会社であるSAYS.com(現在REV Asiaとしてマレーシア証券取引所に上場)と電子商取引会社、GroupsMore(後にGrouponが買収)を立ち上げた。500 Startupsでは、主に世界進出や東南アジアファンドの管理、新興国市場とシリコンバレーとの架け橋としての役割を担う。(写真=小倉正嗣)

カイリー:例えば、電子メールの送り手側は、送信した後、それが返ってこなければ、向こうに届いたと思う。ところが、相手には届いていないといったことがよくある。スパムメール(迷惑メール)と認識されて、相手側の受信メールフォルダから外されているためだ。

 一方、(メールをビジネスに使う)企業は100通、1000通単位でメールを送り、確実に届いて欲しいと考えている。ではなぜ上手くいかないのか。世の中には、Gmailやヤフーメールなど様々なメールがある。そして、それらのメールサーバーは、今のシステムでは常に評価されている。あるメールサーバーから大量のスパムが送られると、次からそのサーバー経由のメールは、受信されなくなるのだ。

 この問題で、センドグリッドというベンチャー企業はそういう問題を解決するシステムを作った。第三者のサーバーを経由して送信されるメールは、スパムと認識されやすいから、センド社のサーバーから送信するといったものだ。我々が評価するのは、そういうベンチャーだ。

東南アジアや韓国のベンチャー企業投資に力を入れていると聞いているが。

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「「問題解決力」がベンチャーを飛躍させる」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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後藤 忠治 セントラルスポーツ会長