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世界が抱える課題にチャンスは眠る

富士通の田中達也次期社長に聞く

2015年2月27日(金)

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 今年1月19日、富士通は社長交代を発表した。6月の株主総会を経て社長に就くのは田中達也副社長(58歳)。田中氏は社長交代の発表日までは執行役員常務で、14人抜きでの社長就任となる。

 富士通は山本正已社長のもと、グローバル化を進めるための組織を構築し、農業や食品分野でのクラウド利用など新分野の事業を拡大してきた。また懸案となっていた半導体事業の再編にも区切りをつけた。業績面では2013年3月期に連結最終赤字となったものの、2015年3月期は国内のIT投資が堅調なこともあり増収増益となる見込み。1月30日には同期の純利益予想を上方修正した。

 営業部門の出身で中国での駐在経験もある田中氏には、海外でのさらなる事業拡大などに期待がかかる。社長就任の発表前から予定が入っていた顧客向けのカンファレンス「Fujitsu Asia Conference」に出席するため、中国・上海を訪れた田中次期社長に話を聞いた。(聞き手は上海支局 小平 和良)

今年6月に社長に就任することが決まりました。具体的にはこれからかと思いますが、現時点では富士通をどのような方向に進めていきたいと考えていますか。

田中:私がこれまで経験してきたことは、営業の第一線、グローバルの現場ですから、(社長指名の)記者会見で申し上げた通り、全員が現場、現実をきちんと見る会社にしたいと思っています。お客様が何を考え、どういう方向に進もうとしており、何を求めているのかということを起点にしなければいけないと考えています。それは徹底していきたいと思います。

田中達也(たなか・たつや)氏
1956年9月生まれ。福岡県出身。80年東京理科大学理工学部卒、富士通入社。2000年産業営業本部産業第二統括営業部プロセス産業第二営業部長、2003年富士通(上海)、2009年産業ビジネス本部長代理(グローバルビジネス担当)を経て、2012年執行役員に就任。2014年4月執行役員常務Asiaリージョン長。2015年1月19日付で副社長に就任。(写真:町川秀人、以下同)

中国での駐在経験があり、アジア地域の責任者を務めている田中さんが社長に就かれるということは、これからさらに海外を攻めるというメッセージだと感じたのですが。

田中:海外での事業拡大は富士通の課題の1つです。今も海外売上高比率は決して低くはありません。しかし、全世界のIT( 情報技術)投資を見ると、日本が占める割合は既に10%以下です。世界市場と同じ比率というわけにはいきませんが、世界市場の比率に見合う形で売り上げを上げていきたいと考えています。ステークホルダーの方々もそれを望んでいると思います。前向きに言えば、大きな市場のシェアが低いということになりますから、まだまだチャンスがあると見ることもできるかと思います。

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「世界が抱える課題にチャンスは眠る」の著者

小平 和良

小平 和良(こだいら・かずよし)

日経ビジネス上海支局長

大学卒業後、通信社などでの勤務を経て2000年に日経BP社入社。自動車業界や金融業界を担当した後、2006年に日本経済新聞社消費産業部に出向。2009年に日経BP社に復帰。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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