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ジーンズ履いて、どこへでも交渉に出かけた

アルペン社長 水野泰三氏に聞く(後編)

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2015年3月6日(金)

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たった1店のスキー用品店から一代で売上高2000億円企業を築き上げた、アルペンの水野泰三社長。創業間もなく店が泥棒に入られるなど、倒産寸前の危機も乗り越えてきた。その一番の原動力になったのは起業家ならではの「勘」と「度胸」。ベンチャー精神が薄まってきた社内に、あえて苦言を呈する。

ちょうどスキーからゴルフへと手を広げた頃でしょうか。せっかく仕入れた商品を泥棒に盗まれたことがあったそうですね。

水野:そういう時は、なんかファイトが湧いてきますね(笑)。「ゴルフ5」の1店舗目で1億円の赤字を出した時もそうでしたけれど、あまりロジカルに考えない性格だからよかったのかもしれません。1店舗1億円で10店舗出せば10億円の赤字になってしまうなどと考えていたら、チェーン展開はできなかったでしょう。

水野泰三(みずの・たいぞう)氏
アルペン社長。1948年生まれ。72年名古屋にスキー用品販売の「アルペン」第1号店を開き創業。ゴルフ用品の「ゴルフ5」やスポーツ用品店「スポーツデポ」などに業容を広げると同時に、プライベートブランドの開発にも力を注ぐ。2006年に東京証券取引所第1部上場。スポーツ用品国内最大手の地位を堅持し続けている。13年、中国上海市に海外第1号店(「スポーツデポ」「ゴルフ5」)を出店。(写真:上野英和)

資金回収のため野球場を借りて売りまくった

 手形で仕入れた300万円分の商品を盗まれた時も、同じ分を仕入れ直して、資金回収のためにとにかく激安価格で販売しました。すると、これが売れる売れる(笑)。この時、消費者に対する最大のサービスは安さなんだと気付かされました。ところが、こんな売り方をしていると、「あまりに安く売りすぎだ」と国内メーカーからの仕入れが厳しくなりました。それで自分たちで作るしかない、と始めたのがPB(プライベートブランド)商品です。

 ただ、作るとなると最低でも1つの型で2000着くらいは発注しないといけない。それをどうやってさばこうかと考えて思い付いたのが野球場です。当時、ナゴヤ球場でも後楽園球場でも、シーズンオフなら誰も使わないからと安く借りられました。そこでとにかく売りまくりましたから、大量に作った分の資金もなんとか回収できました。

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