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【石原まき子】「軽く恋愛するなんて、もったいない」

裕次郎の女房が語る、恋と夫婦と絆

2015年4月1日(水)

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戦後70年となる今年、日経ビジネスオンラインでは特別企画として、戦後のリーダーたちが未来に託す「遺言」を連載していきます。この連載は、日経ビジネス本誌の特集「遺言 日本の未来へ」(2014年12月29日号)の連動企画です。

第24回は、昭和の大スター、石原裕次郎氏の妻、石原まき子氏。夫の死後30年近くが過ぎても「今でも一緒に暮らしている気がする」と言うほど強い夫婦の絆は、いかにして生まれたのか。

女優を捨てた裕次郎の恋女房
石原まき子(いしはら・まきこ) 俳優・石原裕次郎の妻。結婚前は女優・北原光枝として活躍。「狂った果実」(1956年)で裕次郎と初共演。大スター同士の結婚には周囲から反対もあったが、米国への逃避行などを経てゴールイン。結婚を機に引退。現在は石原プロモーション会長。1933年7月生まれ。(写真:後藤麻由香、以下同じ)

 裕さん(石原裕次郎氏)との恋愛話については、マスコミの皆さんの方がお詳しいんじゃないかしら(笑)。当時の取材は、それはもう凄かったですよ。今もあるとは思いますけど、それでも今の方たちの方が楽だと思いますよ。恋愛についてはずいぶん自由になったでしょう。青春を謳歌できていて、羨ましいな、なんて思っちゃいます。でもね、あまり軽く恋愛するともったいないなと、私は思っていますね。

貴重な時間を、大事に大事にした

 私たちの時の芸能活動なんて、本当に会社中心だった。まず商業ベースがあって、それに乗せられて俳優も動く。私たちの意見というのは、ほんの何分の一しか通らない。だから結婚も恋愛も自由にできない。そんな時代でした。

 まず好きな時に2人でなんて会えない。だから本当に貴重な時間を、大事に大事にした覚えがあります。古い表現ですけど、苦労しながら「愛情を育む」ということを本当にしてきたと思います。裕さんと結婚する前、米国に2人で逃避行するんですけど、それだってものすごく勇気がいったんです。後には引けない覚悟のようなものでね。恋愛するのも結婚するのも、それだけ必死だったんですよ。

 だから今でもね、その延長にあるような気がしているんです。裕さんが亡くなって、もう30年ほどですけど、今でもそこら辺を歩いているようで。非常につらい思いをしたり、自分の感情を表に何分の一しか出せない恋愛をしていながら、絆というものはしっかりとそこで結び付いたんだと思うんです。だから今も、たまたま仕事でいないんだなという感覚に近いんですよね。

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「【石原まき子】「軽く恋愛するなんて、もったいない」」の著者

中川 雅之

中川 雅之(なかがわ・まさゆき)

日本経済新聞記者

2006年日本経済新聞社に入社。「消費産業部」で流通・サービス業の取材に携わる。12年から日経BPの日経ビジネス編集部に出向。15年4月から日本経済新聞企業報道部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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