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“アンチPB”のコカ・コーラも、ついにセブンのロゴ入り商品

「1兆円セブンプレミアム」がメーカーに迫る戦略転換

2015年4月7日(火)

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 セブン-イレブン・ジャパンが、これまでPB(プライベートブランド)や特定小売り向け専用商品の開発から一線を画してきたトップメーカーを揺さぶっている。日本コカ・コーラが同社の看板缶コーヒーブランド「ジョージア」で、セブンのPB「セブンプレミアム」のロゴを付けた商品を発売するほか、花王や資生堂もセブン向けに専用商品を提供する。

 日経ビジネス本誌は2014年6月16日号で「セブン 鉄の支配力~ヒットを作る勝者の流儀」という特集を組んだが、ここに来てメーカーに対する“支配力”が一層高まっている。背景にあるのは、セブンプレミアムの売り上げが拡大しており、セブンイレブンの棚からNB(ナショナルブランド)の商品が排除される可能性が一段と高まっているからだ。

セブン&アイ・ホールディングスのPB(プライベートブランド)「セブンプレミアム」として売り出す缶コーヒー「ジョージア プライベートリザーブ」を発表する、セブン-イレブン・ジャパンの鎌田靖取締役・常務執行役員(左)と、日本コカ・コーラの和佐高志副社長(右)

 「先方(NBメーカー)からPB(プライベートブランド)をやりたいという依頼はない。だが、PBが売れるとNBが棚から排除される可能性もあり、ならばPBも、という流れがある」

 セブン-イレブン・ジャパンで商品戦略を統括する鎌田靖取締役・常務執行役員は、そう話す。同社の親会社であるセブン&アイ・ホールディングスは4月3日、2015年春期の商品戦略と日本コカ・コーラと共同開発した新商品について、説明会を開催した。そこで、セブン-イレブン・ジャパンの鎌田氏は、NBメーカーに対して取引上、有利な地位を手に入れていることを誇示してみせた。その力の源泉として急速に存在感を高めているのが、セブンのPB「セブンプレミアム」である。

 セブンプレミアムの年間販売額は2007年度の800億円から2014年度には8150億円まで拡大しており、2015年度には国内小売りのPBとして初の1兆円越えを見込んでいる。鎌田氏は、「(イオンのPB)『トップバリュ』の販売規模を既に上回っている」とし、国内小売りで最強のバイイングパワーを持ち得たことに胸を張った。

コメント6件コメント/レビュー

コンビニのセブンのみならず、同グループのスーパーのヨーカ堂でもセブンと同じPBばかり並んでいるのを見ると、買い物の楽しさも半減してげんなりする。PB頼みはかつてのダイエーが陥り、今はイオンがたどりつつある客離れの要因ではないか。物によっては製造者はおろか原産国も隠したPBばかり並べる、販売店の論理だけ押し付ける小売業が、いつまで顧客を引き付けられるか、甚だ疑問だ。(2015/04/07)

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「“アンチPB”のコカ・コーラも、ついにセブンのロゴ入り商品」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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コンビニのセブンのみならず、同グループのスーパーのヨーカ堂でもセブンと同じPBばかり並んでいるのを見ると、買い物の楽しさも半減してげんなりする。PB頼みはかつてのダイエーが陥り、今はイオンがたどりつつある客離れの要因ではないか。物によっては製造者はおろか原産国も隠したPBばかり並べる、販売店の論理だけ押し付ける小売業が、いつまで顧客を引き付けられるか、甚だ疑問だ。(2015/04/07)

日本はとにかく商品数が多すぎる。前向きに「選ぶ楽しみがある」という反面、消費者は商品選定ができない、または選定自体が面倒臭くなるといった事もある。このところの7ホールディングスのPB戦力には驚かされる。しかし、ヨーカ堂の売りはつまらなくなり棚には能面顔の商品が並んでいる。調味料などは地方色があり、それが『多様性』に富んだ食文化を育んできたはずだ。まぁ…巨人セブンにとっては、そんなことはどうでもいいことなのかもしれない。この記事を読んで思ったことは、「自分の家の食文化を大切にしたい」である。(2015/04/07)

メーカーVS小売り…あまりにも小売りが強くなり過ぎると、メーカーの力を削ぐことになり、安心安全で魅力的で良いものが市場から消えてなくなります。NBでもPBでも作るのは、メーカー。結局は消費者が損をしますよ。安ければ何でもいい、という風潮は大変危険です。(2015/04/07)

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