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『キャッツ』から成長を遂げた劇団四季

第15回 劇団四季 越智幸紀専務に聞く(下)

2015年5月18日(月)

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 ニッポンブランド強化作戦、連載の5ブランド目は、日本一有名な劇団「劇団四季」を取り上げる。「一度も四季の演目は観たことがない」という完全なミュージカル初心者の2人が、同劇団看板演目の一つ『ライオンキング』を実際に鑑賞。今回は、劇団四季の越智幸紀専務との対談の後編をお届けする。(構成は片瀬京子)

前回から読む)

田端:劇団四季は年間3000ステージの公演を行って、300万人を動員するというお話ですが、劇場の数を増やせば、その数は増えるのではないですか。

越智:劇場を一つ増やすと計算上は30万人増えます。もしかすると、同じ方が回遊するかもしれませんが、増える可能性はあると思っています。また劇場を増やすとなると、俳優も長期計画で増やす必要がありますね。

田端:四季の場合はその劇場も面白くて、専用劇場があるかと思えば、既存の劇場を長期借りての上演もありますね。

越智:東京の5劇場のほか、大阪、名古屋、北海道に専用劇場があります。それから、今年は仙台と静岡と広島で、これは公共の劇場をお借りして3カ月程度のロングランを上演します。昨年は福岡で半年間上演しました。全国のツアー公演では上演していない都道府県はありません。

山口:ある種のマーケティングのように、反応が良かったらそこに専用劇場をつくることもあるのですか。

東京でやっていることを日本全国に

越智:今は、ある程度のマーケットが見えたところで、それに適したサイズで公演をしています。これまでは人口100万人くらいの都市でロングラン公演をしてきましたが、もう少し小さな町でも模索していきたいと思っています。

 限られたエリアで劇場を増やしても、同じお客様がリピートするだけかもしれませんが、公演エリアを広げれば、新しいお客様に出会える可能性はまだまだあると思っています。

 四季の理念の一つに“文化の一極集中の是正”があります。東京で行っていることを、日本全国のお客様にお届けするという使命感を持ってやっています。

田端:もしかすると、四季はスポーツチームに近いのかもしれませんね。専用劇場は、阪神タイガースにとっての甲子園であり、読売ジャイアンツにとっての東京ドームで、常に興行があって、そこには必ず固定ファンがいる。

 どの選手がとかではなくて、ホームにチームを応援に行く。四季のファンも、演目や俳優を見に行くというよりは、劇場に通っている。だから稼働率も安定するのかなと。すみません、門外漢が乱暴な比喩をしているかもしれませんが。

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「ニッポンブランド強化作戦Season3 価値が宿る現場を歩く」のバックナンバー

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「『キャッツ』から成長を遂げた劇団四季」の著者

田端 信太郎

田端 信太郎(たばた しんたろう)

デジタルメディア活動家

1975年石川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。リクルートでフリーマガジン「R25」を立ち上げる。2012年、NHN Japan(現LINE)執行役員に就任。2014年から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

山口 義宏

山口 義宏(やまぐち・よしひろ)

インサイトフォース社長

1978年東京都生まれ。ソニー子会社にて戦略コンサルティング事業の事業部長、リンクアンドモチベーションにてブランドコンサルティングのデリバリー統括などを経て、2010年に「インサイトフォース」設立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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