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ホンダのエンジニアを経て、創業家の良さに気づいた(後編)

File11 ポーラ・オルビスホールディングス 鈴木郷史代社長

2015年6月8日(月)

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 ポーラ・オルビスホールディングスが快進撃を続けている。「ポーラ」、「オルビス」をはじめ、「ジュリーク」や「スリー」といったブランドを傘下に持っているのだが、それぞれのブランドが独自のポジションを獲得し、ファンを醸成している。成功の裏には、経営トップとしての鈴木郷史さんの存在がある。化粧品業界の競合激化が続く中、確かなブランド戦略を展開し、着実な成果を上げているのだ。

 本稿は、創業86年という歴史あるポーラのこれからと、鈴木さんのこれからについて聞いたもの。前編では、「人生の転機は7~10年で訪れる」という鈴木さんの、生い立ちから今にいたるまでのユニークな経緯を聞いた。後編は、組織のこれから、鈴木さんのこれからに話は及んでいく。

「木を見られない人は森も見られない」

鈴木:前回お話ししたような経緯で、僕は家業を継いだわけですが、そこまでの人生で得た、教訓みたいなものがあるのです。

川島:凄く興味あります。

鈴木:20代あたりまでは、物事を極端に絞り込んで究めてきたのが、僕の人生だったわけです。そうすると逆に、自分は偏っているとか、無知だということが分かってくるということです。

ポーラ・オルビスホールディングスを率いる鈴木郷史代社長(写真:鈴木愛子、以下同)

川島:専門性の高い限定された領域を、徹底的に深掘りしていくと、その良いところが際立ってくる。もっと言えば、偏っていることが分かって、そうじゃない領域にも関心が向かっていくということでしょうか。

鈴木:そう。「選択と集中」ってよく言うじゃないですか。例えば僕の場合、大学時代に熱力学という専門分野を一所懸命やったことで、地球とか自然といったところにまで、思考が及んでいったわけです。狭くても究めていくと、視界が拓けていく。その過程を一度でも踏んでいるかどうかは、後々の仕事に必ず現れると思ったのです。

川島:なるほど。まずは究めるということですね。

鈴木:ただ、この理屈で行けば、縦割組織の弊害みたいなことって、起こらないはずなんですが。

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「ホンダのエンジニアを経て、創業家の良さに気づいた(後編)」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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