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オープンロジ | 不明瞭な物流の世界にシンプルさを

伊藤 秀嗣 代表取締役CEO

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2015年6月4日(木)

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 物流アウトソーシング事業を手がけるオープンロジ。物流会社とEC(電子商取引)事業者の間に入り、双方にとってメリットのある分かりやすい料金体系と使い勝手の良さで、市場の開拓を進めている。梱包や配送業務といった煩雑な作業から中小企業を解放することで、EC市場の底上げを狙う。伊藤秀嗣CEO(最高経営責任者)が起業した狙いを語る。

(聞き手は 原 隆)

(写真:陶山 勉)

 中小のEC(電子商取引)事業者を対象とした物流アウトソーシング事業を提供しています。

 もともと、雑誌の定期購読サービスを展開する前職の富士山マガジンサービス(東京都渋谷区)で物流の立ち上げを経験したことが起業のきっかけでした。

 物流会社から来る見積もりはとにかく複雑で、委託する側にとって不明瞭。最も知りたい料金がすぐに分からず、すべて要見積もりでした。しかも、申し込みをしてから実際にアウトソーシングが開始されるまで、1カ月くらいの時間を要します。物流業界にはこうした“要見積もり”の文化がいまだに根付いていました。

 現在、ベイス(東京都渋谷区)が提供する「BASE」やブラケット(東京都渋谷区)が提供する「STORES・jp」など、簡易にECサイトが開設できるサービスが活況ですが、売れた後の配送業務がネックになっています。店を構えるというフロントエンドはどんどん便利になっていくのに、物流という重要なバックエンドの担い手がいなかったのです。

 そのためEC事業者は販売個数が増えるにつれ、配送業務に追われ、マーケティングや販売促進など本来の業務が滞るというケースが頻発しています。

圧倒的に使いやすいサービスを提供したい

 まるでウェブサービスを利用するように、従量課金制で会員登録したらすぐに利用できる物流アウトソーシングサービスがあったら確実に便利ではないかと思い、オープンロジを起業しました。

 既存の物流会社のシステムは極めて前時代的で、利用者にとって優しくないインタフェースです。オープンロジでは圧倒的に使いやすいインタフェースにこだわりました。物流の知識が無い人でもシンプルな画面で利用できるようなUX(ユーザーエクスペリエンス)を提供しています。

 オープンロジは物流アウトソーシング事業を展開していますが、物流会社ではありません。自前の物流拠点を持たず、既存の物流施設を持つ会社とEC事業者の間に入る形でサービスを展開します。

 中小のEC事業者にとって、1社でこうした物流会社と取り引きすると交渉力が弱くなってしまいますが、まとまれば料金を抑えた特別な料金体系を引き出せます。また、物流会社にとっても、数多くのEC事業者がまとまり、窓口が1つになるメリットは大きいのです。オープンロジはこの双方にメリットを提供しています。

 例えば、3辺の合計が60cm以内で重さ2kg以内であれば、入庫料15円、保管料は1日0.7円、配送料は450円。この料金にピッキングから梱包資材費などすべて含みます。分かりやすい料金体系で、最短で2分で申し込み可能です。また、1個から委託できるのも特徴です。

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