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マネーフォワード | お金の悩みから解放したい

辻 庸介 CEO

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2015年6月9日(火)

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 「お金」にまつわる様々なサービスを提供するマネーフォワード。個人向け家計簿・資産管理と法人向けのクラウド会計ソフトなどを手掛ける。辻 庸介CEOは金融機関で働いた経験から、ユーザー側に立ったサービス開発を思い立った。「お金にまつわることが無くなれば、人は漠然とした不安から解放される」と語る。

(聞き手は 原 隆)

(写真:陶山 勉)

 個人向けの家計簿・資産管理ツール「Money Forward(マネーフォワード)」、法人向けの「MFクラウド会計・確定申告」を提供しています。マネーフォワードは銀行やクレジットカード、電子マネー、ポイントに至るまで、あらゆる個人の資産を見える化するサービスです。あらかじめ各サービスのIDとパスワードを入力しておけば、データを自動的に集約して資産を可視化できます。

 一方、MFクラウド会計・確定申告は銀行口座やクレジットカードと連携して取引明細を自動取得したり、損益計算書や貸借対照表を自動作成したりといった企業が使う上で便利なクラウド会計ツールです。会計にかかわる作業時間を大幅に削減できます。

 起業前はインターネット証券会社のマネックス証券で9年間働いていました。ネット証券は従来の店舗型の証券会社と違い、世界中の商品がいつでも購入でき、しかも手数料が安いという環境を提供していましたが、なぜか損をする人を数多く見てきました。こうした人たちを見て、なぜだろうと、ふと考えたことがありました。

 そこで感じたのは、すごく性能のいいクルマを購入しても、運転の仕方が分からなければ事故を起こすということです。世の中の離婚の理由、子供を産めない理由のトップはお金に関することだそうです。日本人はこれまでお金に関する教育を受ける機会がありませんでした。むしろ、お金に対する知識を忌避する雰囲気もありました。

無知こそが金融機関の狙い

 金融機関はユーザーに知識がない方がもうかるんですね。実は、金融商品を販売している側も、一律に広範な金融知識があるわけではありません。保険には詳しくても資金運用については知らなかったり、家計簿について得意でも、株や投資信託については知らなかったりという人ばかりです。

 つまり、すべての金融に関して詳しい人はほとんど世の中にはいないのです。こうした世の中ですから、サービスを使いながら自然な形で金融の知識を手に入れられる環境を提供できないかと考えるようになりました。

 ただ、その時は特に起業願望があったわけではありませんでした。このままマネックス証券の中で実現して、普通にずっと働くつもりでした。マネックスグループ社長CEOの松本大さんにユーザーサイドに立ったお金の管理や資産の見える化を実現したいと提案したのですが、ちょうどその頃、株価が落ちてマーケティングの責任者として私もそれどころではない状況にいました。

 「やってもいいんだけど、今はきついな」と言われ、最後はどうしても実現したいという思いが勝り、会社を辞めて起業を決意しました。

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