プレイステーション3(以下・PS3)は、ついに背水の陣を敷きました。退路を断ち、ギリギリの戦いを挑むことになりそうです。
そう断言できる根拠は、PS3の発売時期が「11月上旬」になるとアナウンスされたことにあります。日進月歩のデジタルエンターテインメント業界で、半年先のスケジュールが、はっきり見えているはずがありません。にもかかわらず、「年内」とか「11月予定」といった曖昧な発表で逃げることなく、「11月上旬に発売する!」と明言してきました。ここから、PS陣営の本気度を読み取ることが可能なのです。
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開戦は北米市場のクリスマス商戦
現在のデジタルエンタメの主戦場は、世界最大のマーケットである北米市場です。ここでクリスマス商戦を制することが、勝利への最短ルートです。
もう、お分かりですね。PS3の「11月上旬」という発売時期は、クリスマス商戦に参戦できる、ギリギリ最後のタイミングなのです。これ以上遅れることはありませんよ! 私たちは必ずクリスマス商戦に参戦しますよ! という強烈なメッセージを発するため、PS3の発売時期は11月上旬になるとアナウンスされたのです。
ゲーム機がクリスマス商戦を狙うなんて、当たり前のことに見えるかもしれません。ところがこれまで、PS陣営はクリスマス商戦にはこだわりを見せたことがないのです。PS2の発売は3月でしたし、PSP(プレイステーション・ポータブル)の北米市場投入も3月。市場動向とは関係なく、ハードやソフトが準備できた段階で市場に投入するのが、これまでのPS陣営のやり方だったのです。
しかし、今回は違います。その理由は、「Xbox 360」の存在です。
(後編ではXbox 360、レボリューション(仮)の北米での動向、そしてニンテンドーDSの情報も)
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