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各社がドライビングスクールに力を入れる理由

2006年4月28日(金)

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ドライビングスクールが静かなブームだ。運転を習うといっても、免許を取得するための教習所のことではない。日本車メーカーや海外自動車メーカーの販社各社が開催する安全運転の講習である。

各社がドライビングスクールに力を入れる理由

例えば、トヨタ自動車が昨年4月、富士スピードウェイ内に開設した運転講習専用施設「トヨタ交通安全センターモビリタ」で始めた講習会「トヨタドライバーコミュニケーション」。個人の一般ドライバーを対象に定員24人のプログラム3種類を用意しているが、毎回、募集からわずか2週間で定員が埋まってしまうという。

講習はいずれも1日。運転姿勢の確認からハンドル操作、時速80kmからのフルブレーキ、滑りやすい路面上でのブレーキのかけ方などを学ぶ。価格は1万3650円~3万1500円。決して安くないが、申し込みが多いことから同社はこの夏以降、コースを一気に6種類に増やす計画だ。

ホンダも今年から、鈴鹿サーキットなどで展開するホンダ・ドライビング・スクールについては、顧客から要望があれば、追突軽減ブレーキや暗くても進路上の歩行者を検知できる「インテリジェント・ナイト・ビジョンシステム」といった安全装備を搭載した「レジェンド」をトレーニング車両として使えるようにした。

プログラムの充実に力を入れるのは、日本車メーカーだけではない。アウディ・ジャパンは今年から、従来の6種類のコースに加えて、運転の理論や基礎実技だけでなく、サーキットでの走行タイムも計る「アウディ・スポーツ・エクスペリエンス」を追加。この講習では自分のアウディ車両でも参加できるようにした。「ご購入頂いたアウディの性能をフルに知って満喫して頂くのが狙い」(アウディ・ジャパン)だ。

北極圏ラップランドを走るプログラムも

同社の講習料は1日コースでも3万円から6万円と国産車メーカーのスクールに比べ高めだが、レッスン中はインストラクターが同乗してくれるのが売りだ。

また、フィンランドの北極圏ラップランドに行って、氷の世界を高速で走る「シチュエーション6」というプログラムも設けている。現地では最後、1周5キロの氷のサーキットを時速100超で走り、クルマの挙動コントロールに挑戦する。毎年2月~3月、世界各国から総計約500人が参加するというこの本社主催のプログラムは、ヘルシンキ空港に現地集合で参加料は45万円。日本人枠は10人。それでも、毎年、申し込みが多いため希望者全員は参加できないという。

ポルシェジャパンに至っては、富士スピードウェイで来年、F1が開かれることから、今年の運転講習「ポルシェスポーツドライビングトレーニング」についてはすべて富士スピードウェイの本コースで開催するという力の入れ方だ。

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  • 2006年4月28日

    各社がドライビングスクールに力を入れる理由

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「各社がドライビングスクールに力を入れる理由」の著者

石黒 千賀子

石黒 千賀子(いしぐろ・ちかこ)

日経ビジネス編集委員

日経BPに入社後、英LSEに留学し修士取得。日経ビジネス、日経ナショナルジオグラフィック、日経ベンチャーを経て、2003年日経ビジネスに編集委員として戻る。主に、本誌の「世界鳥瞰」の欄を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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ビル・エモット 国際ジャーナリスト、英エコノミスト誌・元編集長