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知られざる美術館「東京藝術大学大学美術館」と
“根源的な魂の表現” 「エルンスト・バルラハ展」

必見の2点は「苦行者」「孤独な人」

  • 杉江 隆

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2006年5月11日(木)

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 皆さんは上野公園の一番奥に位置する東京藝術大学構内に美術館があるのをご存知でしょうか。

 東京藝大では明治20年頃から芸術資料の収集・保存活動を行ってきました。しかし収蔵品の増加と施設の老朽化が進み、1998年に「大学美術館」を新たに建設、オープンしました。

 現在、東京藝術大学大学美術館(正式名称)は国宝、重要文化財22点を含む2万8000点の収蔵品を誇っています。特に藝大西洋画科の卒業制作である自画像コレクションは有名で、大家と呼ばれる作家が画学生時代どのような作品を描いていたかという点において、一見の価値があります。

ドイツ表現主義の彫刻家 エルンスト・バルラハ

 さて、東京藝術大学大学美術館では「日本におけるドイツ年」の一環としてドイツ表現主義の彫刻家「エルンスト・バルラハ」の展覧会(5月28日まで)が開催されています。残念ながらバルラハは日本では著名ではありません。しかし欧米では20世紀を代表する彫刻家、版画家、そして劇作家として、またドイツ表現主義の体現者、近代美術の優れた遺産として高い評価を受けています。



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『苦行者』 エルンスト・バルラハ 1925年、胡桃材 エルンスト・バルラハ・ハウス(ハンブルク)蔵

 バルラハは1870年、医師の息子としてドイツに生まれました。美術学校で陶芸や彫刻を学び、ロシアに旅し、その時に懸命に生きる農民たちの姿に感銘を受け、独自の作風を展開するようになります。

 40歳の時にドイツ北部に移住し、彫刻のほかに数多くの木版画・リトグラフを制作し、さらには戯曲を含む文学作品を発表します。バルラハは、同時代の陶芸家リヒャルト・ムッツなどとの出会いを契機に、日本を含む東洋の文化に関心と憧れを抱きその影響を受けていきます。

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