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「ウイイレ」はサッカーに何をもたらすか?

サッカー雑誌市場にゲーム業界からの参入

2006年6月1日(木)

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 日本代表のメンバー発表から約2週間。書店の店頭には「ワールドカップ特集」をうたった、たくさんのサッカー雑誌が並び出しました。2002年にも見られた光景とはいえ、テレビや新聞報道と共に、多くの雑誌がワールドカップ開幕への雰囲気を盛り上げ始めています。

 この連載では、ワールドカップの開幕までの2回にわたって、これらサッカー雑誌マーケットの現状について紹介したいと思います。

 「サッカー雑誌の編集をしています」と自己紹介をすると、多くの方から「今、一番売れている雑誌は何ですか?」という質問をいただきます。また、「サッカー雑誌って、数が多いですよね」とも。

サッカー雑誌の激戦区、日本

 現在、いわゆる「サッカー雑誌」と呼ばれるものは、週刊から季刊まで計18誌が発行されています。これ以外に、サッカーの特集が高い頻度で掲載されるスポーツ専門誌が3誌。21誌もの媒体が、1つのスポーツを巡って発行されています。数字だけ挙げてみても激しい競争状態にあることがお分かりいただけるでしょう。

 もちろんこの他にスポーツ新聞がありますし、何より「サッカー専門新聞」が週3回発行されています。世界的に見ても、新聞・雑誌・テレビ・インターネットの各メディアで、サッカーに関する情報がこれほどあふれている国はほかにありません。

 その競争の中で、今一番「売れている」のが、「ワールドサッカーダイジェスト」(日本スポーツ企画出版社)を代表とする海外サッカー専門誌です。Jリーグスタート直後の1994年に創刊された同誌は、独特の編集スタイルで読者をつかんでいます。

 その特徴は、何と言っても選手や試合を分析、紹介する際に「レーダーチャート」や「棒グラフ」「パラメータ」などを使って、ビジュアル豊かに編集する誌面構成です。まるでサッカーゲームの攻略本のような…いや、攻略本の手法を利用したとも思える誌面と、内容の濃さで読者を引きつけています。

サッカー雑誌が「ウイイレ」対応

 高い人気を誇る反面、オールドファンからは「テレビゲーム感覚だ」「サッカー好きというよりゲーム好きの雑誌」などと言われがちでもあります。サッカーゲームといえば『ウイニングイレブン』シリーズ(通称ウイイレ、発売:コナミ)。日本代表や海外の有名選手たちにも大人気。現在のサッカーゲームファン=ウイイレファンと言ってもよいくらいです。

ウイニングイレブン10
サッカー雑誌の誌面に大きく影響を与えた、コナミデジタルエンタテインメントの「ワールドサッカー ウイニングイレブン10」(プレイステーション2用、希望小売価格は税込み7329円)

 同誌の読者とサッカーゲームのファンが重なっているのは容易に想像できます。今、サッカー雑誌の売り上げを支えているのは、実はサッカーゲームファンでもあるのです。そして、このようなマーケットの状況に大きな影響を与えるかもしれない雑誌が、先ごろ創刊されました。

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