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納得できる報酬を得られるのか その1

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2006年6月16日(金)

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 昨年のオフシーズン、いわゆるストーブリーグでの最大の話題と言えば、清原選手のオリックスへの移籍でしょう。巨人軍からオリックスに移籍した清原選手が新天地でどのような活躍をするのか、多くのファンが注目し、マスコミも清原選手の様子を毎日のように詳しく伝えました。

 1人の選手の「移籍」がこれだけの話題をもたらし、人々の注目を集める例は日本では珍しいかもしれません。ただし、これは残念ながら「移籍」そのものの数が少ないからであり、清原選手レベルのスーパースターでさえも移籍の権利を得難い現状があるからにほかなりません。

 選手が移籍する動機の1つに年俸があります。大リーグと日本のプロ野球とで移籍の件数に差がある理由を、年俸を調整するシステムから見てみたいと思います。

1974年、年俸調停システムが構築された

 大リーグ選手会(MLBPA)が保留条項の見直しを求めて史上初のストライキを敢行した翌年の1973年、新しく締結された労使協定には年俸調停制度が盛り込まれました。それまでは球団に身分を保留され、自らの年俸に対する物言いもできなかった選手の権利を保護するルールの第一歩として、年俸調停のシステムが構築されたのです。

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