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後発品を使うと薬代はどれだけ安くなる?

2006年6月22日(木)

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 42歳会社員のAさんは、3年程前から高脂血症の治療のため、クリニックに通い、メバロチン(三共)、ザンタック(グラクソ・スミスクライン)の2種類の薬を飲んでいる。月に1回の通院とはいえ、薬局で支払う薬の費用がバカにならないとずっと感じていた。

 そんなとき、テレビのCMで「お薬代が2~8割安くなります」と言っているのを聞いた。今飲んでいる薬を後発医薬品(後発品)に替えることで、薬代が安くなるというのだが、本当に8割も安くなるのだろうか、自分の薬も安くなるのだろうか、安くなるのはありがたいが、品質に問題はないのだろうか――。次々と疑問がわいてきた。

 そんなAさんのために、第1回は薬の値段をサーチしてみよう。

 定期的に医療機関に通っている人なら、1度や2度、薬局で払う薬代が高いと感じたことがあるのではないだろうか。例えばAさんの場合、4週間分の薬代として毎回、2051円を薬局で支払っている(3割負担)。1年間で2万6663円もサイフから出て行くことになる。健康のためとはいえ、かなりの出費だ。後発品を使うことで、安くなるというのなら、ぜひ使ってみたいと思うのもうなずける。

 後発品とは、製造方法などに関する特許の期限が切れた医薬品を、別の医薬品メーカーが、同じ有効成分で製造した医薬品のこと。ジェネリック医薬品とも呼ばれている。これに対して、特許を取得して製造、販売してきた医薬品のことを先発品という。

 後発品は、既にある有効成分を使用するため、開発期間も短く、厚生労働省の承認を得るのに必要な試験の種類も少なくて済む。そこで、先発品の特許が切れた途端に、複数の医薬品メーカーから、後発品が発売される。

 薬の値段(薬価)を決めるのは、すべて厚労省で、後発品の場合、先発品に比べて開発費用がかからないことから、発売当初の薬価は、先発品の7割に設定される。

 薬価はほぼ2年に1度、改正され、その際に、医療機関が購入している実勢価格が反映されて医薬品ごとの薬価が決められていく。安く取り引きされた医薬品は、次改定で薬価が安くなり、銘柄間による値段差が出てくることになる。

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