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笠原健治ミクシィ社長~『宇宙のひみつ』から始まったサービスの探求(前編)

  • 澁川 祐子

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2006年6月30日(金)

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笠原健治氏
かさはら・けんじ
1975年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒。97年、大学在学中に求人情報サイト「Find Job !」の運営を開始。99年に法人化、代表取締役に就任。2004年2月、ソーシャル・ネットワーキングサイト(SNS)「mixi(ミクシィ)」の運営を開始。現在、430万人を超えるユーザーを抱える、日本最大のSNSに成長。


 渋谷の町を見晴らす、社長・取締役が使用するミクシィの会議室。そこで「社長の本棚」を見せてもらった。

 本棚には、IT企業の社長らしくネットやビジネス関連の実用書が並んでいる。ところどころ、話題のビジネス書に混じって教科書のような分厚い本がある。小説の類いは一切なし。遊びや無駄を省いた、「仕事直結型」の本棚だ。

 ミクシィの社長・笠原健治氏は現在30才、ネット業界で言うところの「76(ナナロク)世代」である。「76世代」とは1976年前後に生まれ、大学時代にパソコンを経験したネット系の起業家を指す言葉だ。

 ネット業界の寵児とくれば、イケイケで押しの強い“いかにも”な人柄が浮かぶ。だが、実際に現れた笠原氏は、言葉をゆっくり選びながら質問に答える“おっとりとした真面目”タイプだった。

 時折「うーーん」と唸りながら、なるべく正確な言葉を探そうと言いよどむ。そんな会話を繰り返していくうちに、少しずつ「歴史好き少年」という過去が明らかになっていった。

 小、中学生の頃は歴史書を異常なくらい読んでましたね。幼稚園の時に、たぶん全6巻ぐらいだったと思うのですが、学研のシリーズ『日本の歴史』を買ってもらったのが始まりでした。

 小学校に入ってからは、いろんな人の伝記や歴史マンガをかなり読んでいたと思います。織田信長なら織田信長のありとあらゆる伝記を見つけ次第読む、というように、気に入った人物の本を探しては読んでいました。

 父親が歴史も好きで、全45巻くらいの『日本の歴史』という分厚い全集が家に置いてあったんです。それも自分が好きな時代の巻はいつのまにか読破してしまい、その後2度3度と読み返していました

 読書量は人並みか、人並みよりちょっと多いくらいでしょうか。小学校5年頃に近くに図書館ができて、週末にはよく通っていました。行くとだいたい4、5冊借りて2、3週間で返していたと思います。中学生の頃は、司馬遼太郎や山岡荘八の歴史ものを、よく読んでいました。あとは、西村京太郎の推理小説やSF小説なんか、当時流行っていた本を普通に手に取っている感じでした。

 堅苦しい「読書」という感じではなく、マンガを読むみたいに本を読んでいたんです。日本史については、けっこうマニアックな子供でしたね。

 昔に読んだ歴史の本は、今でも実家に置いてある。実家は大阪府箕面市のニュータウン、新千里。幼少時代、開発途上の新興住宅街は、すぐそばに山があり、空き地が点在するのどかな場所だった。

 「放課後は、空き地に仲間と集まって野球をしていました」と、当時の思い出を楽しげに語る姿は、屈託のない少年の面影をかすかに感じさせた。

 外でよく遊び、家に帰れば本を読む。そんなごくありふれた日常を送っていた少年が、歴史に強く惹かれた理由とは一体何だったのだろうか。

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