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谷本肇リアルコム社長~「経営書を早読みするコツ、教えます」(前編)

  • 大宮 冬洋

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2006年7月12日(水)

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谷本肇 リアルコム社長
たにもと・ただし
1964年大阪生まれ。慶應義塾大学文学部卒。慶應ビジネススクールMBA、ペンシルバニア大学ウォートンスクール交換留学生。1989年に日本ブーズ・アレン・アンド・ハミルトン入社。1994年よりシリコンバレーに渡り、日米企業の提携戦略立案・実行サポートなどに従事。帰国後、2000年4月にリアルコムを設立。



 月に15冊は本を買うという谷本肇リアルコム社長。激務の中、量をこなすための読書術は、MBA時代に鍛えられて身につけた。

 1人1台のパソコンが当たり前のオフィス環境では、大量の情報を手軽に得られる。しかし、毎日何十通もメールが送られてくるようになり、重要な情報やノウハウの伝授がおろそかになる傾向も強まっている。谷本氏が社長を務めるリアルコムは、この「情報共有」課題に着目し、ITインフラとコンサルティングサービスを展開するベンチャー企業だ。

 「ベンチャー企業の社長」と聞くと、強烈なカリスマ性で社員をグイグイ引っ張っているイメージがある。しかし、オフィスを訪れると拍子抜けするほど社長が目立たない。

 本棚を拝見した社長室も、普段は使われていない。谷本氏は営業担当者たちと机を並べて黙々と働いている。やたらに社内を歩き回ってハッパをかけるようなことはせず、「物静かなベテラン営業マン」といった風情だ。一目で社長だと見抜ける人はそういないだろう。

 その一方で、社員たちはとても活発だ。顧客と顔を合わせる社員以外は全員カジュアルな服装だが、オフィスの至る所で真剣そのものの打ち合わせが行なわれている。かと思うと、冗談が飛び交い大きな笑い声が上がる。総勢約60人の社内で「この人が社長かな?」と思うほど魅力的な社員が何人もいるのだ。

 この快活な社風を作り上げた谷本氏の人柄や信条を、読書という切り口から知りたいと思い、インタビューを申し込んだ。

 社長室の本棚には、経営書のほかに心理学の本や小説が並ぶ。中には社員が社長に読ませようとして置いた本もあるというが、それにしても雑多なラインナップだ。谷本氏は自らを「雑読派」だと笑う。

 中学生のときにシャーロック・ホームズなどの推理小説にハマりましてね。以来、活字中毒気味なんです。今では推理小説はあまり手に取りませんが、男性週刊誌から経営学の古典まで活字なら何でも読みますよ。軽い新書などを含めると、毎月10冊程度です。

 週に2回ぐらいは本屋に立ち寄って、面白そうな本は手当たり次第買ってしまいます。月に15冊ぐらい。アマゾンもかなりのヘビーユーザーですよ。

 読んだ本の8割は捨ててしまうので、同じ本を3回ぐらい買ってしまったこともあります。もったいないとは思うのですが、読んでいない本が自宅に溢れているから仕方ないんです。

 最近読んで面白かった本ですか? 動物行動学者の竹内久美子さんが書いた『私が、答えます』(文春文庫)かな。「男の浮気より女の浮気のほうが罪が重い理由」とか「お笑い芸人はなぜモテるか」など、身近な話題に対して、動物行動学からくる根拠を元に理論展開しているんです。少し論理の飛躍はありますが、目からうろこ、というか、視点が多角的になるし、頭がとても柔軟になります。下ネタも満載なので、飲み屋での雑談で大いに使ってますよ。

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