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【第2回】 自動吻合器を用いた痔の手術(PPH)

「ホチキス」で粘膜を切除・固定、地域の病院にも広がる

  • 井上 俊明

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2006年7月14日(金)

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 性別を問わず、国民の3人に1人が悩んでいると言われる「痔」。やまいだれに寺という字の意味は、放置しておけば一生痛みに苦しめられることから来ているらしい。

PPH

 このありふれた痔についても、「PPH」という極上の治療法がある。痔には様々な種類があるが、そのうちの内痔核といわれるタイプは、直腸の粘膜が緩んで肛門の方へずり落ちてくることが原因で起こる。そこで、自動吻合器を肛門から直腸に入れて緩んだ粘膜を切除、針で直腸の壁に固定する治療が行なわれている。

 医療法人愛心会湘南鎌倉総合病院は、1999年7月にこの治療法をスタートさせ、これまで数百例の実績がある。病院近くに住んでいる人に対しては日帰りで行なっている。

5回の通院で終了、入院いやな患者に好評

 手術当日は朝6時半に来院し、点滴を受けて7時ごろ手術室に入る。腰椎麻酔をして手術が始まり、1時間少々かかる。その後病院で昼食を取り、尿が出ることを確認して退院となる。術前2回、手術日、術後2回、合わせて5回病院に来れば治療はおしまいだ。

 PPH担当の同病院副院長・渡部和巨氏は、「術後の自宅療養も含め、1週間で治療ができる。これまでにこの手術を受けたのは、50代、60代の人が中心。高齢の患者の中には、入院するのはいやだけど日帰り手術なら受けてもいいと考える人も少なくない。歳をとると、わずか数日間の入院でも筋力が低下するだけに、PPHのメリットはいっそう大きい」と語る。

 最近までこの治療法は自由診療で、入院や検査の費用も含め、健康保険からは一切お金が出なかった。しかし、昨年から、新しく「先進医療」という制度ができて、この技術も「自動吻合器を用いた直腸粘膜脱または内痔核手術」として、その1つに位置づけられることになった。

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