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ゲームビジネス込みで読み解く、DSの正体

もう雑誌も攻略本もいらない。関連ビジネスに大変化の予感

2006年7月14日(金)

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 発売からおよそ1年半。ニンテンドーDSが、その正体を見せつつあります。

 脳を鍛えるソフト、翻訳ソフト、お料理レシピ集など、従来のゲームの枠に収まらない作品が次々に登場し、しかもゲームソフトと同じかそれ以上のペースでヒットを記録中です。DSはゲーム機の枠を超えた、「あらゆる楽しいことができるマシン」であることは、そろそろ周知の事となりました。

 7月24日には、ついに「ニンテンドーDSブラウザー」が登場。この周辺機器によりDSは、いつでもどこでもインターネットに無料接続が可能になります。パソコンを立ち上げる時間を気にすることなく、ケータイを使う必要もなく、素早いWebの閲覧が可能になるのです。

 これは、これまで20年以上にわたって続いてきたテレビゲームのビジネスに、大きな影響を与えるでしょう。なぜなら、ニンテンドーDSが「ゲームを楽しむための情報を、すべて自前で提供できる機能を持つ」ことが、誰の目にも明らかになるからです。実は、これこそが、ニンテンドーDSが持つ、最も革新的な機能です。

ゲームビジネスと出版ビジネスの関係

 そもそも、ゲームソフトという商品には、大きな欠点が2つあります。

 ひとつは「プレイしてみるまで、面白さが分からない」こと。数千円もする商品なのに、なかなか購入前に体験プレイできないため、消費者は見知らぬソフトに手を出しづらかった。ここ数年、野心的な新作がヒットせず、人気シリーズの続編ばかりが売れていたのは、そのためです。

 もうひとつの欠点は、ゲームソフトが「売りっぱなしの商品」であること。数日~数カ月にもわたって楽しめる商品なのに、販売側のアフターサービスは極めて貧弱でした。なにしろ、いったんゲームに行き詰まったユーザーに対するフォローは、ほとんどなかったのですから。

 これらの欠点が致命的なものとして認識されなかったのは、なぜでしょうか?

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「ゲームビジネス込みで読み解く、DSの正体」の著者

野安 ゆきお

野安 ゆきお(のやす・ゆきお)

ゲームジャーナリスト

ファミコン時代からゲーム業界に参加。1000本以上のソフトを体験し、100冊を超えるゲーム攻略本制作に参加している。ゲーム雑誌編集部、編集プロダクションを経て、現在はフリーランスとして活動中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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三品 和広 神戸大学教授