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中国における近代日本文化
2006年春、北京798芸術区という軍事倉庫街を改装したエリアにある中国モダンアートのメッカにメイドカフェが登場した。東京画廊の北京ギャラリーが企画したJAPANIMATIONの展示だ。この展示には日本のアニメ文化にインスピレーションを受けた中国アーティストたちの作品が日本発の作品とともに出品されていた。
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日本での中国のイメージというと、日本との政治的な摩擦が続く新興パワーとしての中国、世界の工場という生産基地としての中国、そして膨大な人口が可能とする消費大国としての中国と政治と経済が中心となったイメージがどうしても先行する。そして文化面でいうと2005年春中国各地で起きたデモで露出した反日感情が思いつくのではないだろうか。
そんな中今回から何回かに分けて、別の視点から日本と中国の文化レベルでの交流について考えてみたい。もっと日常生活の感覚の中に潜む若い世代のフィーリングだ。1980年代以降に生まれた若い世代はそれまでの世代とは違う形でメディアに接触してきた。特に政治色のないエンターテインメントと消費という比較的中国政府が最初に資本主義文化を取り入れた分野ではその傾向が強いのではないか。
中国の民放テレビが日本のアニメを吹き替えで放映し、そして台湾経由で輸入された日本の漫画雑誌文化−新しい世代は多かれ少なかれ日本のポピュラーカルチャーに接触して育ってきた側面がある。そして後にこの世代は日本のポップミュージックやトレンディドラマなどを通じて新しい価値観に遭遇していった。
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