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『気持ちのいい看護』を読んで、
気持ちのいいプロになる!

ガンバリズムが教えてくれない、本当の仕事論

  • 松田 尚之

バックナンバー

2006年8月30日(水)

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 巷にあふれるビジネス書は、基本的に、努力は報われるという世界観で書かれている。頑張ればスキルが上がり、必ず結果が出る=成功すると説いている。もちろん、こうした前向きな姿勢はバカにできない。具体的な職業生活の中で目前の壁を乗り越えるには、そうした頑張り、あるいは具体的な方法論が不可欠だからだ。

 しかし、仕事を一生続けていく、そんな長いスパンで考えた場合はどうだろうか。前向きなガンバリズム「だけ」で仕事を語り尽くせるのだろうか。

「取り替えがきく自分」に悩んだら

 自分がちっぽけなもの、他の誰かと取り替えのきくつまらないものに思える。前向きになろうとしても前向きになれない。頑張ろうとしても頑張れない。そんなふうに心が折れてしまったときに、新しいエネルギーを与えてくれる言葉はないものだろうか。

 そんな疑問を抱いてしまう人におすすめしたい本がある。もうベテランの域に入った看護師が、みずからの職業体験を通じて語る、異色の(個人的な)仕事論である本書だ。

 看護師といえば、心身ともにタフな女性の代表職。医療という科学に立脚し、奉仕の心と技術を持つ、揺るぎなく確立した専門職のように思われる。しかし、こうした固定観念を、著者はあっさり覆す。

「看護婦として働きだしてすぐに私たちが気づくのは、自分たちの仕事のなかのかなりの割合を、看護婦でなくともできる仕事が占めている事実です」

 そう、看護師もまた、自分の仕事のアイデンティティに悩み続けているのだ。他の人間でもできてしまう仕事を続ける自分は、いったい何のために働くのか。専門性へのプライドという形ではなく、いかに自分なりのやりがいを築くか。

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