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【第9回】“お上公認”の保険外併用医療(後編)

差額ベッドは全国23万床、都内大病院は1日10万円超も

  • 井上 俊明

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2006年9月8日(金)

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 この10月から再編成される保険・保険外の併用が認められる医療の中で、主として入院生活や外来診療のアメニティに関する項目が選定療養だ。下記のように全部で10種類が指定されている。

[選定療養]
・特別の療養環境の提供(差額ベッド)
・予約診察
・時間外診察
・200床以上の病院の未紹介患者の初診
・200床以上の病院の再診
・制限回数を超える医療行為
・180日を超える入院
・前歯部の材料差額
・金属床総義歯
・小児う蝕治療後の継続管理

東大の特別室は1日18万円、応接セットに会議室も

 これらのうち、読者になじみが深いのは差額ベッドだろう。保険で決まっている入院料金に加えて上乗せ料金を支払うことで、一人部屋や設備の整った病室に入ることができる。

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 厚生労働省の資料によれば、2004年7月1日現在、全国23万床を超える差額ベッドがある。うち、個室は14万2000床あまりだ。気になる料金は、1日当たりの平均額の推計値が約5300円(個室は6880円)。最低50円から最高21万円まで幅広く分布している。

 ただし、1日3万1500円(消費税を含む)を超える差額ベッドは、全体の1%にも満たない。データが今から2年前のものであることを割り引いても、決して多いとは言えないだろう。

 さて、ここで多くの読者には、「あの有名病院で一番デラックスな個室に入ると、1日にいくらぐらいの差額ベッド代がかかるのか」という興味がわくだろう。
 
 そこで、都内の主要な病院について調べてみた。例えば、東京大学医学部付属病院の特別室Aは、消費税込み1日18万9000円。155平方メートルの個室で、バス、シャワー、トイレ、洗面所のほか、キッチン、冷蔵庫、応接セット、会議室や談話室までついている(詳しくはhttp://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/pamphlet.html参照)。

 そのほかの病院では、聖路加国際病院と国立がんセンターがいずれも1日10万5000円、慶応義塾大学病院が8万4000円、国立国際医療センターが7万3500円(いずれも消費税込み)だった。

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