• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

【第1回】株式投資でなぜ失敗するのか?(1)

  • 山田 英次

バックナンバー

2006年10月18日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

株式投資の目的とは?

 ある会社の株式を保有することとは、その会社に出資することを意味します。それは株式の保有比率に応じて経営参加権を持つことを意味します。また、株を保有することにより、利益配当請求権も発生します。これは自分が経営に参加している企業が生み出した利益の一部を配当として受け取る権利です。

 この大きな2つの権利を手に入れることが株式を保有するということですから、株式投資とは、皆さんが起業して新たなビジネスを立ち上げる代わりに行うものだと考えてもよいくらいです。また、自分が経営に参加して毎年安定的に配当を出すことができる状態が続けば、おのずとその企業価値は高まります。結果として、株価が上がっていくわけです。

 つまり株価の上昇や下降は、その企業価値の推移を示すべきものですから、本当であれば、特別な事情がない限りなだらかな曲線を描くはずなのです。ところが実際は、短期間に倍になったり、半分になってしまっているケースもあります。なぜでしょうか?

株式投資に関する基礎知識はこちら
日経BPセカンドステージ 「そもそも株式投資って?」
http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/jinsei/newsisan_060207.html

株式投資の誤認

 それは、株式を保有する目的を誤認して参加している投資家が多いことによります。

 株式を保有する目的を正しく理解している人であれば、短期売買を繰り返して利益を得ようとする行動は、単なるマネーゲームであることに気づくはずです。

 短期的な株価の動きは企業価値の推移を示しているのではなく、単なる感情による人気投票の結果を示しているに過ぎません。根拠のない期待と不安によっても株価は動いてしまうものなのです。株式投資の本来の目的を忘れ、値動きだけを追う行動は投資ではなく、ゲームです。

 皆さんは、そのゲームに参加したいと思いますか? また、自分がそのゲームの上級者であると思いますか?

オススメ情報

「【シリーズ「定年」】資産運用の落とし穴」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

マネジメント層こそ無人化されるべきだ。

野口 悠紀雄 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問